中小企業論、第6回、中小企業と金融      講師:久保田 典男氏


・企業の資金調達の方法には、間接金融、直接金融のパターンに分かれる。

中小企業は金融機関からの借入等の間接金融に依存する傾向にあるが、銀行の貸出態度を主因として大企業と比較すると融資状況は厳しくなる。

特に金融危機(バブル崩壊直後、1998年ごろ)などには中小企業に対する融資は停滞している。

『中小企業白書』、日銀短観のDI推移の表からも資金繰りの苦労が顕著に表れている。


・中小企業の資金調達が大企業に比べ困難なのは、大企業とは異なる調達手法を要するから。

金融機関は融資において情報の重要性は高い。返済能力や適正な資金利用を計るために、企業についてのリサーチを行う。大企業であるということは、

・ある程度の社会的義務などが保障されているため、活動が把握しやすい。

・「規模の経済」が全体の情報収集のコストを軽減する。

等の利点があり、中小企業は相対的にもリサーチにコストがかかってしまう。貸し手はこれを厭う。


・課題となる金融機関の消極的な貸し出しを打開するため、政策金融は中小企業に対して積極的な貸し出しを行ったり、また民間金融での借り入れに際して債務を保証する。これらは民間の貸し手が中小企業に貸し出しやすくする目的で、また地方銀行などを中心として「リレーションシップバンキング」を浸透させるために重要な政策である。


僕が土日のバイトに行くと、ほぼ毎回その女の子を見かける。

最初に見かけた時は、お母さんと姉妹で来ていたような気がする。

うつむいてケータイをかまい、何をするでもなく帰って行ったその子を、

そこまで気にしてはいなかった。


気になりだしたのは春休みに入ってから。

バイトの比重を改めて、週5から大体週3程にした。

その週5の、平日3日と土日のころからちょくちょく来ていただいていた。

うれしい話、僕には数組の常連さんがいて、(ただのレジごときだけど…)

ほぼ毎回決まってレジに並んでくださった。

その子とその子の家族もその1組だった。


スエット姿と前髪のせいで分かりにくかったが、なんだかボーイッシュだった。

ていうかスエットが似合わないのが印象的だったので、「パジャマさん」と認識していた。

パジャマさんは家族との買い物の後とか先とか、一人で僕のレジにたまに並んだ。

文房具とか小物ばっかりだったので小さい袋に入れてあげた。

やさしさを、ぶっかけてみた。


春休みになってからは、パジャマさんは友達と一緒に遊びに来ていた。

相変わらずのスエットだったり、制服だったりした。

ある日、夕方から出勤して早々パジャマさんを見た。

今日も来てるとか思いながら、しばらくすると僕のレジに並んだ。私服はかわいかった。

その後、8時ごろにお母さんと一緒のパジャマさんを見かけた。服はどこかが変わっていたのを覚えている。

そんなにバイト先が好きなのだろうか。


最近パジャマさんメイクがきつくなってきて、不安になって寝れない。


バイト終わりの帰宅した瞬間の快感は言葉にならない。

窮屈な靴から解放され、固まった脚の繊維は新体操のリボンのようにしゅるしゅると、

ほどけていく。


基本的にバイト終わりは達成感で満たされるが、今日はそうではない。

いい加減に納得がいかなくなっている。

同僚のおっさんが怠けることに対して。


そもそもスーパーのレジでバイトとして働くおっさんを見たことがない。

それほどうちのスーパーは何かおかしい。余談


バイト先自体はOさんは先輩だが、僕は存在自体をあまり意識しない。

というのも、Oさんは別の担当部門で働いていて、途中からレジに入ってきた。

その時に全体的にバタバタしていて、十分な仕事内容を教えられなかった。

基本的な機械操作も危ういからかかわるのがめんどくさい。


ここからが問題で、Oさん自身、それにかまけて仕事をなすりつける。

知り合いのお客様にがっつり話しかけにレジ台を離れる。他のお客様は並んでいるのに。

それでいて「昇給してくれ」と社員さんに訴えるOさんの姿に、何か物悲しくなった。


他の仕事が大変らしいが、あまり同情できない。

ここまで書いたらどうでもいいことに気付いた。