楽しかったオリエントエクスプレスの旅もあと1晩休んだらもうおしまい。
本当に名残惜しくて、寂しくて、そしてこの夢のような5泊6日が終わる日が来るのかと思うと、信じられない気持ちでいっぱいでした。
最後のディナーは、アメリカから来たアジア系女子2人組と。
一人は台湾系、もう一人はベトナム系2世で、2人とも30代の女医さん。
学会で出会って仲良くなってからは、良きツアーメイトとして世界各地を2人で旅をしているそうです。
30代でオリエントエクスプレスの長旅に来られるなんて、素晴らしいです!
ベトナム系の彼女のおじ様はボートピープルだったとのこと。
アメリカに亡命し、懸命に働き、頑張って土台を作り、次々に親戚をアメリカに呼び寄せてくれ、彼女もその親戚の1人だったそうです。
移民を受け入れるアメリカという国の大きさと、アメリカンドリームを果たした彼女たちファミリーの歴史と偉大さを噛みしめながらの、素敵なディナーとなりました。
ディナーはもちろん、いつもと同じく大変美味しくて、感動的でした。
この日はランチから食べて寝ているだけなのに、やはり疲れて、夜はすぐに寝付けました。
目が覚めると、車窓からは太陽が顔を出していました。
さて、本日の予定表を見ると、知らないイベントが!!!
パリに行くだけかと思いきや、途中シャンパーニュ下車。
「ドンペリのケーブを見学」が組み込まれていました。
ドンペリ、飲んだことありません。
どうやら試飲できるらしいです。