自分はこれでいいんだという意識。

心理療法・カウンセリング 30の心得を読んで思ったこと。

問題行動自体を容認することはできない。

例えば、暴力とかお酒に溺れるとか、
誰かに対して高圧的にふるまうとか。

でも、その原因となってるのは、
「自分はこのままじゃいけないのかも・・・」
という弱気な心だったりする。

というわけで、
どれだけダメな行動を繰り返す人に対しても、
その人自身を肯定してあげることは必要だと思う。

必要すぎると思う。
これは、どんな人に対しても。

相手を認めた上で、問題行動に対する
問題意識と、改めようという自発的な意識を持ってもらう。

その上で、問題行動以外の解決方法を一緒に探す。

ということ。

むずかしいと感じるけど。

自分の弱さを直視できない人たちが、
問題行動を起こしてしまうような気がするし。

でもね、あらゆる人が心の中では
葛藤を持ってたり苦しんでたりするんだよ
っていう意識は常に持ってたいなと思う。

しばらくの間、現状では、
そういう人たちの行動に苦しんでる周りの人たちが
カウンセリングとかを受ける人たちになるんだろうけど。

自分を傷つける人を救うことはむずかしいと感じる。
だって、傷つけられたくないし、自分を守ることも、
自分にとってはとっても大切なことだから。

私はどんな人にとっても、
自分をあらゆる意味で傷つけてくる人たちから、
遠ざけることが一番大切なことじゃないかとも思うから、

とってもむずかしい問題だよね。

だからと言って他の人を
傷つける人だったり行為を認めるわけにはいかないし。
いくら悩んでいても、それは理由にはなりえないし。

デリケートだよね。