肖像画と聞いて、皆さんはどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか?
時の権力者がソファでくつろぐ姿
豪華なドレスを着た西洋の婦人の姿
会社の創業者の上半身
など、やや堅いイメージがあるかもしれません
顔面のパーツ、手足の長さ、動植物の模様…全て配置とバランスで出来ている
また、最も古い部類に入る肖像画とはどういったものか見てみましょう
かなり写実的で綺麗ですね!
紀元前1世紀(2000年以上前)、ローマ支配下のエジプトでは
上流階級の亡くなった方は板に上半身を描き、お墓に入れていたようです
現在も残っている肖像画としては古いものであると同時に
3000年前頃には有名なファラオの王朝が存在したことから
もう少し前に描かれたものもいずれ出て来そう、というのが先生の浅い見解です
そして日本最古とされるものがこちら
和田貫水筆の「聖徳太子二王子像(模本)」(奈良国立博物館蔵)
奈良時代、「立ち姿」の肖像は中国唐の時代の影響なのだとか
みんなは目の前の仲間の姿を描いています
モデルになるのは照れるかな?
「ちゃんと顔を見せて」と誰かが言うと
変な顔をしたりしながらも
真剣に互いを描いていました
モナリザは誰を描いた肖像画?
ウイットに富んだダヴィンチの、世界一有名な肖像画とも
いわれているようです
似絵(にせえ)とは違う、肖像画の魅力
みんなで体感していきましょう!
所沢の絵画教室
アトリエレコルト
récolte@art-shintoko.com