大人クラスでは、布地のデッサンを行いました
布地のデッサン?普通は静物や人物を描くのでは?
そう思われるかもしれません
確かにそれらをメインのモチーフとし
デッサンや絵画制作を行うことが多いかもしれません
しかしその絵の中には、衣服の布や壁、テーブルなどが
一緒に描かれることも多々あるでしょう
こちらは前回描いた水差しです。比率、中の空間等をイメージする練習になります
また、布地のデッサンで有名な作品があります
Léonard de Vinci, Draperie Saint-Morys. Figure assise© RMN-Grand Palais (Musée du Louvre – Michel Urtado)
レオナルドダヴィンチの秀作です
ドレープのひだの動きやそれに伴う光と影の効果
それらの成り立ちを理解するため、
石膏を浸した布で立体模型を作り
ドローイングを行なっていたとのことです
そう、デッサンとは
「この世界のものの仕組みを知ること」であり
そこかしこに実存するものの美しさ、不可思議さを
そこにまとう空気とともに表現すること
ともいえるでしょう
リアルということは、決して本物そっくりに描くことではない
私自身、私の先生から教わった大切なことです
所沢の絵画教室
アトリエレコルト
recolte@art-shintoko.com