エピソード(055)


子どもの方がうわて!!


ひとりでドンドン形を変えていく技(通称ひとりあやとり)


それをものすごいスピードでできる私(笑)


「おお〜せんせいスゴイ!!」「早いっ!!」


そのあと高い確率で教えてと言われます。


最後までマスターできる子は年長児でも10人に1人いるかいないか…。


興味を持ってもらってから、ゆっくり教えるのが目的だったけど、その子は冷静にこう言ったのです。


「せんせー早すぎて、何やってるか見えへんわー」


私の予想を超えて、はじめから自分でどうやって変化させていくのかを見ようとしていました。あやとりの基本を理解し《見て真似る》ができる子だったんです。


こどもみたいな私よりはるかにうわて〜〜〜〜(笑)


その後、その子は、ゆっくりゆっくりやってみせるだけでできるようになりました。


ひとりひとり興味を持つポイントが違うし、覚えやすい方法も違う。


タイミングや手先の器用さも様々です。


できるだけその子に寄り添った伝え方をすることの大切さを実感しました。