通勤時間が長い私は、たいてい本を持ち歩いています。
図書館や友人から借りた本がメインですが(^^)
最近、読み終えたのが重松清さん著『その日の前に』です。
短編集のように思えたこの作品、それぞれの作品がリンクしてました。
次の展開が気になる推理小説でもなく、ドキドキわくわくするような冒険ものでもないですが。
シンプルな分、『その日』が来るのが悲しかった(;▽;)
どんなに悲しい出来事に直面しても、あたりまえに訪れる日常。
大切な誰かがいなくなっても、時間は流れていくんですよね。それがたまらなくせつなかったです・・。
でも大切な人が残してくれた思いや、一緒に過ごした記憶はずっと忘れないでいたい。
そんな気持ちになった、一冊でした。