final runway
長い間ブログをサボっている間に、冬を通り越して春になっちゃった
サボっていたのにもそれなりに理由があって、そのひとつが夏の終わりにも書いた「ファッションの流れがスキになれない!」ってやつね
秋冬はあまり心揺さぶられるトレンドがなくて、06AWで紹介したような流れがダラダラと続いてた感じ・・
だけど、今期は違う2008S/Sのキーワードはbright color
ウエストマークされたシルエットがカムバックして、ここ2年ほどよく見かけたベビードールドレス等はオールドシルエットに
去年の春記事に新鮮!と紹介したValentinoのような、シフォン等を使ったロンティックでフェミニンなドレスやキレイな色使いがランウェイを圧巻しているの
というわけで、夏の終わりからこの流れを汲んで秋冬のお買い物もカラフル一辺倒だったわけだけど、
もうこの時期になって気になっているのが09A/Wの傾向・・・
だけどだけど、だんだん暖かくなってきて、日差しまで春めいちゃってるこの頃、
やっぱりカノンが待ちに待ってたこのファッションの流れを無駄にする事はできない
まずは、昨年カノンに新しい風を送ってくれて、このショーでプレタポルテは最後となったヴァレンティノ・ガラヴァーニさまに敬意を表して・・・・
最後を飾る為に自分が持ってるものを全部出し尽くそうとしたのか、彼がこのショーに用意したのはレディースだけなのになんと87着!!
カノンの独断と偏見で絞ってみてもこのドレスの量
ちょい少女趣味っちゃそーかもしんないけど、このキレイなマカロンカラーの質感や洗練されつつもレディらしさをたっぷり残したスーツも、
華やかかつキュートなブラックドレスにもノックアウトされまくりですっ
この独特の柔らかさと飛びぬけて洗練されたパっと目をひく雰囲気は、セクシーとかキュートとかエレガンスを超えた、もっと新しい形容詞が相応しい
VOGUEでは『45年の長きにわたり、ひたすら女性を美しくするために献身してきた』と書かれているけど、
カノンは彼の女性の美しさに対する感性を一人勝手に受け継ぎながら、08S/Sをスタートしたいと思います