こんにちは、くらげです
手術編の続きです
次に気が付いた時にはベッドの上
ぐるぐると目が回るような感覚の中で、何故か脳内再生される米津さんの「LOSER」笑
あれは何だったのだろう、、、
まだ麻酔が効いているのか、どことなく気持ちが悪い
目を覚ましたので旦那さんがナースコールを押してくれました
どうやら30分ほどで手術が終わったらしいです
体感的にはもっと掛かったと思っていたので驚きました
看護師さんが出血の確認をしてくれ、動けるようになったらトイレへ
自力でトイレに行けたらナースコールで知らせて、その後退院となるようです
起き上がってみたけれど、世界がグルグル回る~!
これが全身麻酔…
もし気持ち悪くなったら此処に吐いてね、と小さい桶のようなものを枕元に置かれたのですが
根性で吐き気を抑えました
「いなくなっちゃったんだなあ」
ぽつりと言葉が零れました
隣で聞いていた旦那さんは何も言わず温かい手が私の手をぎゅっと握りました
もう私は泣きませんでした
いつまでもメソメソしていると、お空にいったこの子がきっと心配してしまうと思ったから
来年の2月には産まれる筈だった命
産んであげられなくて本当にごめんね
少しの間だったけど、お母さんにしてくれてありがとう
いつか私が死んでしまった時、また会えるといいなあ
因みにお会計は保険適用で2万ちょい
受付の人がとても親切で、もし医療保険に入っているなら給付金が下りる可能性があるから電話してみてくださいと
診断書が必要になると思うのでその時は有料になってしまうけど2週間ほどで用意できると教えてくれました
保険……保険ね
言われるまでスッカリ忘れていました
というか、考えもしなかった
まさか自分がこんなにも若くして保険を使う(かもしれない)事になるとは、、、
給付金なんて要らないから、無事に産みたかった