入院して2冊目の本
戦前・前後の時代に、実家と実母の兄の家の養家との二家族間で過ごした生活を綴っています。
” 中産階級 ” って言葉が多く使われてますが、解説にも書かれてるように、” 山の手の中産階級は、江戸の流れをひいて、もう少し華美で贅沢だった気がする。 ” ってありますが、この時代背景からしては確かに、士族出の ” 良いとこの家 ” 感が、出まくってます。
(^_^;)
” 旅のスナップ ” って項では、昭和17年暮 〜 昭和18年新春にかけ、九州旅行されたとあり、大分県の別府にも寄られたとあり、その時に食べた河豚が大層美味しかったと書かれています。
その時泊まった、ホテル名が書かれての苦情も可笑しかった。 (^_^;)
大分良いとこ
食べ物は美味しいですし、いい感じの田舎を体験できます。
是非一度足をお運びになって下さい!
戦前のその前の時代には、家族が一緒に食事することはなく、男は別で銘々膳で食事し、この本で書かれている、家族が一緒に食卓を囲むというようになったのが大正時代頃からのようです。
” 父のいる食卓 ” といった、楽しくもあり、うるさくて面倒くささもありますが、この本に書かれてある、あたたかい場所が、確かにあったんだと思います。
そして、今では ” 父 ” のいない毎日の食卓が、普通になってきているのだけれども.........
うちの父親も、ほとんど毎日帰りは遅く、自分が食事する時にはいなかったな〜
この頃、実家に帰って一緒に食事してると、凄〜く変な感じになる (^_^;)
その父がこの一年で随分と体を悪くし、どうも今回の入院で、次に家に戻るのは厳しく、施設に入らなくてはいけないよう.........
もう家族が一緒に食卓を囲むなんてことはないのかな〜? なんて考えるとちょっと寂しくなる。
本日もお付き合いいただき
有難うございました m(_ _)m
また明日! (^-^)/