看取り期…のはずなんだけどね。
去年の9月。老健施設の主治医に呼び出され、CTまで見せられて、切るのが不可能な腫瘍を確認。「冬は越せない」つまり余命はあと3ヵ月。そう言われ、色々覚悟したあの夏からあと3ヵ月ほどで一年が経ちますな。おかーちゃん。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・生きてやンの呼吸が苦しくなったので老健施設からホスピスに移り痴呆対応ののんびりしたリハビリを受けながら日々を過ごし始めたのが今年2月。その時でさえ、春を迎えるのは難しいと言われたのに。もう梅雨なのに。生きてやンの医者達が言うには、年齢が年齢なのと病気もありもう細胞を活性化させる力は残ってないからそのため、がん細胞も進行せず思ったよりも余命が延びてる。しかも、寝たきりじゃなくまだリハビリも受け軟飯になったけど、おいしく毎食をたいらげて差し入れたコーラとチョコレートもゆっくりと食べてるらしい。そうなんだよ。このばーさん、炭酸飲料が大好き。さらに餡子や和菓子よりもチョコやクッキーが好き。食べるものも和食よりイタリアン。中華よりフランス料理。チーズたっぷり料理にバケットのランチが大好き。懐石料理好きのハルと真逆の方。差し入れたチーズがけのカールをゆっくりと入れ歯で咀嚼して「おいしいねえ」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まあ、今さら言うのもなんだけど。長生きしてくれればいいか。