プロのカメラマンさんに 写真を撮ってもらう機会を得た
当日までに
顔や脇のリンパマッサージ
肩甲骨ほぐし
口角を上げる笑顔
などなど 伝授していただき
下積みをして(笑) のぞんだ
「こっちに 視線を‥‥
あごを下に‥‥
向こうから こちらに歩いて‥‥
手を ここから、こうして‥‥」
自然な表情が撮影できるように
カメラマンさんが
場所を変え
姿勢を変え
言葉をかけながら
連写してくださった
「プロのカメラマンに撮影されたことは?」
と 尋ねられ
「ほとんどないです」
と 答えると
「ほとんど‥‥とは?」
不思議顔(笑)
クラス写真でしょ
修学旅行でしょ
成人式でしょ
結婚式でしょ
七五三でしょ
‥‥あるには あるでしょ?(笑)
カメラマンさんが ストーリー仕立てに
撮影を進めてくださるので
それらしい笑顔を努力するのだが
どうしても「ふだんどおりに」笑えない
「こっちに 笑顔をちょうだい!!」
‥‥もう ダメだ
カメラの向こうに
「〇〇ちゃん」
カメラの向こうに
「〇〇くん」
そう 見えない姿を想像してみる
「‥‥いい笑顔ですね~」
カメラマンさんが 誉めてくれた笑顔は
「子どもたちに向かって(と イメージして) 笑ってました」
「へえー、お子さんは おいくつですか?」
「19歳と14歳です」
「‥‥おっきいんですね」
カメラマンさん、多少 絶句
そうよね、そんな大きな子どもたちに向かって笑顔だなんて
おかしいかもね
だけど
やっぱり 私が自然に笑える奥の手は
悔しいけれど? これだった
たとえば
カラオケに行って
はじめは 今流行の歌や、チャレンジ曲を入れてても
最後は 若かりし頃の歌を歌う‥‥みたいな?