あるマンガを 読んでいた
登場人物の女の人が
仕事に疲れ
自分が 何を求めているのか
わからなくなっていた
小さな女の子が 目の前を走っていくのを見たとき
自分の中に 小さな女の子がいたことを想い出す
「ここにいるよね
あのコは まだ
ここにいるよね
出ておいで
そして
力を貸して」
彼女は 自分の胸に手をあてて
そう 問いかける
‥‥望んでいることを 目の前にさらされた
「出ておいで
そして 力を貸して
‥‥リンダちゃん」
立場でなく
条件でなく
私が 私のために
私の喜びのためにあるように
出ておいで
そして 力を貸して
リンダちゃん