日の出をせがんだ、愚かな母の願い | 魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

魂の選ぶ声を聴く ~言葉にならない想いをつなぐ~

無意識のストレス反応を意識的に変化させて
気づきと自然治癒力を高め 自分や周りのひとの存在に光をみる人生を楽しんでいます


娘が 看護の実習に行き始めたばかりの頃のことです

朝日が上る前の真っ暗なうちに

娘をひとりで 出かけさせることが
怖かった

今でも それはそうなんだけど



「私の不安をなくすために」

に 基づいた意識からの感情や行動になっていないか


不安に 基づいてのことなら

どう 変換したらいいか


と 基づくものに意識するようになった



起こるかどうかもわからないことを心配するより

笑顔だったり 穏やかでいる様子を
おもいうかべる


どうしても気になるなら

キネシオロジーを使って
自分で 身体から調整する


私が動く



娘の人生は娘のものだ

‥‥娘のことに限らないけれど



相手は変えられない

私に変えられるのは 私だけなんだよな





2013.11.21に アメンバー記事として投稿していました

↓↓↓


「かあさん、明日は 6時10分に お弁当作ってね」

娘ちゃんにそう言われて セットしておいた目覚まし5時

鳴ったけれど・・・眠い・・・

娘ちゃんが 起きだした様子を感じて、慌てる母

・・・そうだ、お弁当だ

ぼーっとしたまま、お弁当の支度をしているうちに

だんだん意識がはっきりしてくる

・・・6時10分にお弁当がいるってことは、朝ごはんも はやいんだ

何からしよう、何からしよう

・・・とりあえず お湯を沸かそう


朝ごはん、お弁当の支度はできたものの

外は まだ 真っ暗

看護の実習に行くので、娘ちゃんの髪は おだんごに

「かあさんが(仕事で)おらんかったら、どうしとったん?」

「なんとか 頼む・・・」

・・・なんとかって!?(苦笑)


娘ちゃんが 家を出ようとしても、外は まだ 真っ暗

・・・私なら いいけど、娘ちゃんは 女子高生だよ!?

こんな暗いうちに 外に出るの!?

近くの電停から 市内電車に乗るらしい

・・・そういえば、そんなことを 前に話していた

聞いていたけれど、聴けてなかったんだ・・・ごめん

「今日は どこに行くん?」「どうやって行くん?」

・・・聞きながら、前に娘ちゃんが 私に話していたことだとは わかっていた

娘ちゃんも 私に話したことだとは わかっていた

ため息を飲む込むように 私に伝える

「ここから市電に乗ってね、あそこで乗り換えてね、そこから歩いてね・・・」

・・・ごめん、ごめん

「うん、うん・・・」


それにしても、まだ 日が昇らない

はやく 明るくなってよ

はやく 日が昇ってよ

娘ちゃんが 家を出ちゃうじゃない

・・・なんて身勝手なんだと想いながら、そんなことを願ってしまう愚かな母

電停まで 着いて行こうか

いやいや、これから こんなことがずっと続くんだ

看護師さんになったら、夜勤だってあるんだ

心配はするまい


娘ちゃんが家を出た後、家から見える電停を ベランダから 祈るように見る

・・・まだ見えないな(着いてないな)

私がここから見てると 大丈夫だ(何がだ)

・・・遅いな、遅いな

!!!!!

・・・こっちの電停じゃなかった

あっちの電停だ

・・・見えるわけない

バカ過ぎる母、ベランダから 退散