ご訪問、ありがとうございます。
さわやかに晴れた月曜日です。
良い週末をお過ごしでしたでしょうか。
我が家は。
子どもの学校の文化祭へ行ってまいりました。
とっても楽しかったです。
文化祭の感想は、次回に書かせて頂きます。
今回、書きたいことは、
「テレビの影響」なんです。
先日のテレビ番組「THE名門校」は、渋渋の放送回でした。
うちの子は一切映っていませんが。
子ども本人も、私も、
お友達や知り合いの方から、
「見たよ~。素敵な学校だね」
番組の前半は、学校の授業の様子や自調自調論文の紹介、後半は国内外の中高生と行うイベント「学びのオリンピックSOLA2022」の開催に奮闘する高校生たちの様子が描かれていました。
帰国生で、ネイティブレベルの英語が話せて、というお子さんは本当に一部(全体の1割ちょっとくらい)で、みんながみんなSOLAのような国際的なイベントを取り仕切ることができるというわけでもないのですが、そういう一面も学校の一部であることは確かで、渋渋らしいイベントだなあと感じました。
学校自体は普通の進学校なのですが、帰国生のお子さん達がごく普通に学内で英語を話したりする環境は、一般生にとっても大きな影響はあると思います。
うちの子も、親の海外での経験なんて興味ありませんが、お友達の海外での経験談や、「こんな時、英語ではこう言うんだよ。」と教えてもらったりすることは、とても楽しくて、好奇心を刺激されるようです。
おとなしいタイプなので、塾の面談では、複数の志望校の中で渋渋だけ、「校風が合わない」と先生に言われてしまったこともあるのです。
(その学校に入ってしまうことになるなんて、びっくりですよね。)
子ども本人には伝えず、受験しました。
今、楽しく過ごしている姿を見ると、本当に良かったと思っています。
でも、実際入学して感じるのは。
「陽キャ」「オシャレ」「自分の意見を堂々と述べる」お子さん達というイメージのある学校ですが。
同級生は、「真面目」「素朴」「穏やか」なお子さんばかり。
個人的なイメージで書かせて頂くと。
(個人的な意見過ぎるので、後でこの部分は削除してしまうかもしれません。)
女の子は桜蔭、豊島岡、男の子は開成、駒東に通っていそうな真面目な雰囲気のお子さんが多いなと感じました。
実際、みんな一生懸命勉強をしてきた真面目なお子さんばかりなので、進学校って、どこの学校もそんなに変わらないのかも
他の学校と違う特徴は、やはり帰国生の影響があるということだと思います。
日本語より英語が得意なお子さんであっても、日本の学校では周りから浮かないように英語を話さないようにしたり、場合によっては外来語もわざとカタカナ発音に直したりすることもあると聞きます。
渋渋では、英語をそのまま話すお子さん達を見て、「ああ、これも有りなんだ。それぞれが自分らしくしていていいんだ。」と肌身で実感して、肩の力が抜け、のびのびと過ごせるようになる。
そんな雰囲気が、学校全体の明るさを作っているように、子どもの様子を見ていると感じます。
再び、テレビの影響に話を戻します。
我が家は、私も夫も中受経験者。
それぞれの両親は、首都圏の私立中学にもそれなりに詳しくて。
でも、渋渋は今年で27年目の新しい学校。
祖父母4人とも、よく知りませんでした。
私自身も、中高生当時はあまり記憶になく。
子どもが小さかった時に、年の離れた上の兄弟がいる近所のママ友が「いい学校で検討中」と話してくれた時、初めて意識しました。
我が家が高学年になって、志望校の一つとして挙がってきた時。
「よく知らない学校」というのが、祖父母たちにとっては気になるところだったようです。
義実家に遊びに行くと。
近所の〇〇さんのお孫さんは「校」(御三家)に入ったとか、△△さんのお孫さんは「校」(御三家)に入ったとかいうお話は、くり返し聞きました。
お気持は十分伝わってきました。
実際の受験では、祖父母推しの学校(もちろん私達親子も大好き)も含め、色々受験。
結果として、入学するのは祖父母の「よく知らない学校」になりました。
受験は、子ども自身の為のもの。
祖父母の意向は、気にしなくても良いのだと思います。
でも、私の心のどこかには、子どもの頑張りを心から喜んでほしいという気持ちもありました。
そんな祖父母が。
THE名門校を観て、一気に子どもの学校のファンになってくれたのです
放送後、義母から電話がかかってきて。
「本当に素敵な学校」と興奮気味に話してくれた時、私は嬉しくて、何だか泣きそうになってしまいました。
うちの子があんなにすごい上級生たちのようにできるわけでもないし、「普通の進学校ですよ」と話しましたが、祖父母が喜んでくれたのはすごく嬉しかったです。
読んで下さり、ありがとうございます。