ITコンサルタントに転身して5年。


始めは研究者として勤務していましたが、より現場に近い仕事がしたいと思い、

転職しソフトウェア開発者、システム開発のプロマネとキャリア進めてきました。


「コンサルタントに転身したきっかけは?」ですね。


ある大規模開発でプロマネとして参画した時、ユーザ側にコンサルタントが入りました。

生粋のコンサルタント達で、彼らが作成した成果物は感動する位凄かった。

でも、小説で言えばフィクションです。

こんな事、現実的にシステムで組み上げるの無理よ、と言えるものでした。


さてさて、ここからが大変。

現実派と理想派ではコミュニケーションが上手く行くはずもなく、開発は遅れる一方。

ユーザ側もコンサルタントに任せっぱなし。


私が担当したシステム側のユーザ担当者は私の意見を尊重して下さり、

どうにか納期ぎりぎりだったけど無事納品出来ました。

でも、統合するもう一方の方が間に合わず、結局3ヶ月遅延。


この経験から、ユーザ側にもっとシステム開発が分かるコンサルタントが入れば

スムーズに行くのではないか?

と考える様になりました。


そしてその数か月後、某コンサルティング企業様からユーザ企業で

システムが分かるコンサルタントを探しているので参画しないかとお話を頂きました。


これは運命だと思い、直ぐに承諾のご連絡を入れ、なんと翌日から1年間コンサルタントとして

入る事になりました。


最初にしたのは一切指示を出さず、

ユーザ側、開発会社側のメンバー、マネジメントのスキルをじっくり観察していました。


過去の成功例、素晴らしいガイドライン、マニュアルは幾らでもあります。

でも、全ての会社、組織でその通り出来るはず無いです。

だから、その組織に合ったガイドラインをオーダーメイド型で作る事です。


オーダーメイドだから反発も少なく、気づいたら我々の組織でもここまで出来たのですか?

なんて驚かれる事多々あるのです。


相手に合わせて成長させる事、私が今一番気を付けて取り組んでいる事です。



Activo Cats and life-独り言2
「僕も猫コンサルタントとして活躍中です。得意分野は朝飼い主を起こす方法論です。」

恐ろしいからやめて欲しい位成功事例ばかりです。