今年度に出会った絵本の中で、特に気に入った本です。

「なにができる?」キボリノコンノ作

 

【出版社からの内容紹介】

SNSで話題沸騰中の木彫り作家、キボリノコンノが贈る初絵本!
木がとんとんざくざくと形を変え、できあがったのは……!?
「なにができる?」というワードと共に、「木」がおいしそうな食べ物に大変身!
「1つのき」はつやつやぷるぷるのゼリーに、「2つのき」は……。

 

「1つのき」「2つのき」とだんだん増えていって、製造途中の形からなにができるか皆で想像してみる形式の参加型絵本です。

「見立て」遊びができて、小さな子でも楽しめますし、大きな子はとても木彫りに見えない精巧な完成品に見入っていました。

異年齢の子が集まる場でも楽しめる本として、とても重宝しています。

小学校でも図書館でもとても盛り上がりました。

特に支援級で読むことが多かったです。

 

 

キボリノコンノさんの絵本に「どっち?」というのがあるのですが、これは子どもたちが本物を当てたがってなかなか次のページをめくらせてもらえなかったです。

子どもたちとのやりとりをじっくりと楽しみたい読み手さん向きだと思います。