このブログは、学童保育の利用1年目と2年目に保護者会の副会長を務め、“学童保育連絡協議会”(=連協)に関わった経験を基に書いています。
ご覧いただきありがとうございます
これまで連協に加盟している学童保育の話をしましたが、今回は逆に加盟していない学童保育の話です。
同じ県内のK市で、甥っ子が通う【連協に属していない公設公営の学童保育施設】は、
保護者会がありません
親は市に利用申し込みをしてお金を払う、それだけです。
保護者会がないので、保護者で集まって役員・係決めなどはありません。
羨ましい✨✨
親が支払うもの
①利用料→市に払う
②児童会費→現金で施設に直接支払う
当然、連協会費を支払う必要はありません。
①は土曜利用の有無で金額に差があり、3000円台〜です。土曜利用の方が利用日数が多い分高くなります。
②も土曜利用の有無で少し差がありますが、どちらも1000円台。
ここから子供達が食べるおやつや教材、ハンドソープなどの必要なものを購入しています。
甥っ子が通っていた施設では、指導員の先生が会計資料の作成・報告をされてました。指導員の方がこれらの必要なものを用意していると思われます。
建物について
甥っ子が現在通ってる施設は、グラウンドの端にあるプレハブ2階建ての建物です。
私もお迎えに同行した事がありますが、プレハブと言ってもしっかりした作りになってます。
児童はざっと100人ほど。
先生は10人前後だそう。(※甥っ子談)
エアコンも付いてるし、設備的な不満は特にないそうです。
建物は学校の構造にも左右されるし、建造時期や地域によっても様々だと思います。
ん十年前、まだ共働きの家庭が少ない時代に私が通ってた母校の学童保育は、学校校舎内の1室でした。
人数は、1クラス分にも満たない程度でした。
先生は2人いました。
今でも先生の名前を覚えてます。懐かしい。
親が働いている。
仕事が終わって帰宅するまで、家で小さな子供だけなのが心配。
だからその間、子供をみて欲しい。
そのための学童保育なのに・・・
連協に加盟してる学童保育だった場合、
例えば夜勤などもある忙しい人や、様々な事情でワンオペ状態の人が保護者会の役員をする事になったら、本当にしんどいと思います。(連協の会議・勉強会などは主に保護者会役員が参加します)
そもそも忙しいから学童保育を利用しているのに。
連協活動は、忙しい人の負担を更に増やす訳です。
まだ小さくて手のかかる子がいる場合には、夜の連協会議や交流会に連れて行くにしても、その間だれかに預けるにしても、子供にも負担がかかります。
実際に、役員になってしまった後に役員仕事が負担で学童保育を辞めてしまう人がいます。
これでは本末転倒です。。。
下に、私が連協にした質問と、連協の事務局長さんからの回答を紹介します。
Q 「保護者のために設立された市連協・区連協」の為に負担が増え、仕事をしているのに学童保育を辞める親や、その子供達についてはどうお考えでしょうか?
⬇️
A 市連協の活動を理解してもらう活動が十分ではなく、 また私たちの配慮が足りないために、退所された方がいらっしゃるのは残念なことです。しかし、だからと言って、市連協の活動を弱めることにはなりません。少し酷な言い方かもしれませんが、「役員が負担」だから退所された方は、仕事を続けていても退所できる条件があった方か、子どもの利益を最優先ではなく「 親の都含」を最優先された結果だと思います。
Q 保護者の負担を軽減する事を考えていますか?
⬇️
A 市連協は、「保護者の負担軽減」のために設立されたのではありません。どこかにそのような記述があれば、それは間違いです。お詫びして訂正しなければなりません。
保護者の「負担軽減」についてはこれまでも取り組んできました。会議の回数削減、時間短縮、総会、署者学習会、新任役員研修会、学童保育研修会などはいずれも簡素化し、時間も短くしています。 そして、何よりも子どもたちのために頑張ることが、保護者の負担を軽くしています。署名の力で小学校区ごとの学童保育設置を実現 ・・・ 〜以下略〜
というような回答でした。
会議、勉強会などは既に回数削減、簡素化、時間短縮しているそうです
昔の親はもっと大変だった事を窺い知る事が出来ました。
子どもたちのために頑張ることが、保護者の負担を軽くするのだそうですよ。。。
精神論ですね。
私としては結構切り込んだ質問をしてみたつもりですが…
【子供がいて働いている保護者の大変な思い】は事務局長さんには伝わらなかったみたいです