今、コンサル生さんと一緒に、
「はじめに」
最終調整しています。

とはいっても、出版社さんに
企画を検討してもらうための
補足資料であり
本番用の原稿ではありません。

ただ、コンサル生さんの出版を
左右する大事なものですから
ブラッシュアップには、
とても気を遣います。

ブログの読者さんにも
参考になればと思い、
シェアします。

==============

このブログは、

「そもそも本ってどうやって作るの?」

「本を出したいけど、
どうしたらいいかわからない!」

そんな方にお届けしています。

==============

売れる「はじめに」を書くコツは、
ズバリ! 3つ です。

①誰の、どんな役に立つのか?
②なぜこの著者がこのテーマで書くのか?
③失敗事例


この3つを押さえておくだけで
売れる「はじめに」を書けるように
なります。

・・・・・

①誰のどんな役に立つのか?

ビジネス書・実用書には
大きく2つの役割があります。

・悩みをもつ人の「悩み」を解決する
・願望をもつ人の「願い」を叶える


一部、読み手の気持ちをスカッとさせるだけが
目的の本もありますが(笑)。

それは例外として、
この2つこそ、
読者が本を買う大きな目的です。

「誰の」は、この2つを踏まえて
考えていく必要があります。

「誰の」を考える際に助けになるのは、
本には「売れやすいテーマ」があることを
知っておくことです

大きく分けて5つあります。

・痩せたい、健康でいたい(美容・健康)
・お金がほしい(お金)
・人間関係を円滑にしたい(話し方、コミュニケーション)
・モテたい(恋愛・パートナーシップ)
・仕事で結果を出したい(仕事・勉強)


この5つのどれかについて
「悩みを抱える人」「願いをもつ人」
を想定して書くのが基本です。


・・・・・

「誰の」が概ね決まったら、
次に「どんな役に立つのか」
を考えていきます。

ひと口に、
「健康に悩みをもつ人」
といっても様々あります。

肩こりをなんとかしたい人
視力を回復したい人
花粉症を治したい人
腰痛を軽減したい人……

こういう悩みをもつ人たちに、
「どうすれば解決するのか?」
短く、わかりやすく書くことが
ポイントになってきます。

例えば、
60代に入り、ひざ痛がひどい人に向けて、

「歩き方を変えると、ひざ痛がなくなります。
ひざ痛が取れる歩き方とは、
まっすぐ姿勢正しく歩く歩き方ではなく、
酔っ払いが歩くように
手を大きく前後にゆらすような歩き方です」

短くても、具体的な解決法を提示する。

そうすると、
「ひざ痛の原因は歩き方にあったのか」
となり、
「本文をもっと読んでみたい」✨
という気持ちにつなげることができます。

このように「はじめに」で、
読者に「本文を読んでみたい」
と思わせることが重要です。


おっと、案外長くなってしまいました(笑)

次回のブログでは、

②なぜこの著者がこのテーマで書くのか?

をお届けします。

お楽しみに~♬

OCHI企画では、
「売れる『はじめに』を書くあなた」
を応援していきます!

――――――――――――
次回のブログは
6月25日(金)に配信予定です。
お楽しみに!
――――――――
OCHI企画
越智秀樹
https://ochikikaku.com/