ダーウィンの説を信じるなら、
音楽を演奏、鑑賞する能力は
言語を話す能力よりも前から
人間に備わっていたそうです。

たぶん僕らが音楽を聴いてて
たまに言葉では表現できない
感動や高揚感を得られるのは
そういうことなんだろうな…。

と、相変わらず前置きが長い。

昨夜この映画を観ていたとき
言葉では表現できないような
音楽の魅力を感じたのでした。



20年前に成功を目の前にして
バンドを首になってしまった
40歳のダメ人間が主人公です。

で、彼を追い出したバンドは
大成功を収めて現役で活躍中。

それがトラウマになった彼は
何をやっても上手くいかずに
負け犬人生まっしぐらだった。

が、ある日ひょんなことから
甥っ子のやっているバンドで
ドラム叩くことになりました。

で、彼の人生は思わぬ方へと。

青春の後遺症に悩まされてる
Teenagerのようなドラマーと
悩める10代のフロントマンと
気が強い紅一点ベーシストと
オタクのキーボーディストの
成長を描いた青春映画なのだ。

そして『ゾンビランド』にて
美人姉妹を演じたエマさんが
相変わらずのドSっぷりです。

劇中ではほとんど笑わなくて
最後にデレるところに萌える。



彼女は『スパイダーマン』の
新シリーズのヒロインなので
もっと有名になるんだろうな。

それはそれで少し寂しいかも。

それにしても何でこの映画が
日本では劇場未公開なんだろ。

ホントもったいないと思った。