いろんなことがあって、写真に魅力を感じ
写真の世界に入りたい、と思う気持ちだけで、
北国から東京へきてしまった私も、
もう10年近く経ってしまいました。
こんな私にも下積み?時代はあります。
私の師匠は、私にとって、すごく偉大な方です。
海外の紛争地を飛び回る師匠だったので、
私は日本で,新聞社やテレビ局、出版社とやり取りをしなければならず、
結局、取材に同行することは1度もありませんでした。
このブログでは紹介しませんが、
師匠は、すごく心を打たれる写真を、撮ります。
私は、彼が撮影している姿を1度も見ることができませんでした。
どうやって撮影するのか、私は技術を学びたかった私は、
どうしたら写真がうまくなるのかを聞いたことがあります。
「写真は心で撮るんだよ」
そう、ひと言だけいいました。
え~、もっと教えて~
って気持ちになりますよね
だけど、最近思うんです。
写真のテクニックも大切かもしれませんが、
どれだけ大切に思って、何を切り取りたくて、撮影させてもらうのか、
写真って,自分の心まで写ってしまうんですよね、きっと。
今になって、師匠の言葉の重みを感じてしまうのでした