パレードへようこそ (原題: PRIDE)』というイギリスの映画について書きます。(11月28日に鑑賞)


ネタバレ希望でない方は読まないほうがよいかも。

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1984-1985年のイギリス炭坑ストライキが舞台。
ゲイであるマークは炭坑労働者とその家族を支援しようとゲイ&レズビアンたちと「LGSM (Lesbian & Gay Support Miners)」を立ち上げました。

街で集めた寄付金を送ろうと、全国炭坑労働組合に電話するマークですが、「レズビアン&ゲイ」と名乗ると話を聞くことなく切られてしまいます。
ゲイとレズビアンは、世間の多くの人たちから偏見をもたれているのです。
直接炭坑に電話をかけることを思いついて電話すると、幸運なことにウェールズの炭坑町ディライスにつながります。
ディライス炭坑の代表ダイは、マークたちに会いにロンドンへやってくるのですが、実は支援団体LGSMが、ゲイたちの団体とは知らずに訪ねてきたのでした。
しかし、団体について知ったあともダイには彼らに対する偏見はありませんでした。
そしてダイは、生まれて初めてゲイ・バーを訪れ、舞台上で堂々とスピーチをし、バーの多くの客たちの心をとらえたのです。
「皆さんがくれたのはお金ではなく友情です」。
このシーンとてもすばらしかったです!

多額の寄付を送ったLGSMは、ディライス炭坑へ招待されます。
そこにはさまざまな人間模様が…。
LGSMのメンバーをすんなり受け入れる人々、徐々に受け入れていく人々、偏見を取り払えず受け入れられない人々。

登場人物も多く、細かい伏線の把握が少し難しいところもありましたが、その分多くの感動のドラマがそこにありました。


そしてゲイ&レズビアンの活躍とともに際立ったのが、炭坑町の女性たち。
彼女たちのほとんどが炭坑労働者の妻。
彼女らの、物事を柔軟にとらえる力や、前向きな行動力は、どんどん周り人々を引っ張っていき、よい方向へと変えていきました。
そして、ゲイとレズビアンたちの結束と臨機応変な決断力、対応力も素晴らしかったです。
頑としてゲイたちの支援を受け入れようとしない炭坑の男性たちも、次第に心動かされていきました。
いい意味で単純な人たちもいて、素直な反応を見せるのがほほえましかったり。
ラストのパレードは感動的でした。
笑いあり、感動あり、音楽ありのすてきな映画です。



パレードへようこそ PRIDE』
2014年 イギリス映画 (121分)
監督:
マシュー・ウォーチャス
キャスト:
ビル・ナイ
イメルダ・スタウントン
ドミニク・ウェスト
音楽:
クリストファー・ナイチンゲール



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