あじさい
                      
染まりかけのあじさいは
なぜ あんなにもやさしいのだろう
ひんやりとした雫を ひたすら素直に受けて
春を知らず 夏に出会うこともなく
薄暗さの中で 灰色の空を見上げている

もうすこし 早く咲こうとは思わないのですか
もうすこし 待ってみようとは思わないのですか
まだ淡い花弁に散りばめられた水の粒に
本当に涙はないのですか

染まりかけのあじさいは
どの季節の花々よりも
わたしにやさしい

(詩集『しろつめくさのはちみつ』星 梨津子 より原詩版)


昨年の6月、この『あじさい』という詩についてブログを書きました。
来年(つまり今年)書けるかわからないので、書いておこうって。
でも今年もこの詩の季節に私は生きています。
昨年のブログはコチラ⇒「あじさいという詩http://ameblo.jp/litsuco/entry-11282034291.html

この詩にはナオちゃんが曲をつけてくれてCDにも収録されいます。

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梅雨なのに雨が降らないなんてちょっと寂しいです。
あじさいもキレイに咲いていて
シトシト濡れている姿を撮りたいなとも思うのですが。

降ったら降ったで、いつ止むのかって思う。
人間って勝手ですね。