洋ナシのたわごと~Litsucoの右脳~-サボテン1


ワケあって、うちに置き去りになってしまったサボテン。

枯れない程度に水はあげていたけれど

愛情は注がず、ほったらかしにしていた。

なんの生長の兆しもみせないので、

おもしろくもなんともなくて。

ところが、部屋の模様替えをしていて

サボテンを移動しようと動かしたときに、

ふとそのうしろをみると…、



ありゃ!?


洋ナシのたわごと~Litsucoの右脳~-サボテン2




ちっこいサボテンが生まれていて

それもずいぶん生長していた。



いつのまに?



なんだかものすごく複雑な気分になった。

かわいがってもいないのに、

かわいい子サボが生まれていたから。

とっても不愉快な気分になった。

なんでも目の届く狭い部屋にあったのに

その生長にまったく気づいていなかった自分に。

サボテンも生きていて時間を刻んでいるということを

ないがしろにしていた自分に。



けなげに光合成をしていたサボテンよ。

あなたのことはワケありってこともあるから

全面的に愛情をもって育てるのは、まだ難しいけど。

たまに話しかけて、生長を見守るくらいはしようと思うよ。

置き去り同士(?)分かり合えるところもあるかもしれないしね。


洋ナシのたわごと~Litsucoの右脳~-サボテン3

よっ!
と声をかけてくれそうな小サボ。
実は生長していたのね…。



そして、

わたしが過去に書いた詩に

『窓ぎわのサボテン』というのがありました。

まさか、子サボが出てくるとは思わなかったから、

この出来事のあとに読むと

薄っぺらいような深いような詩の内容。

サボテンさん、

勉強させていただきました!




窓ぎわのサボテン 


窓ぎわのサボテン
何を考えているのか

全身トゲトゲで
ほとんど水を欲せず
成長もほとんどみせず
ただ ただ 窓ぎわで
西日に照らされ
夕ぐれ たそがれ
じっと 首をかしげている

何を考えているのか
窓ぎわのサボテン



10/07/2008 Litsuco HOSHI
19/06/2009(改訂)