信じられない轟音を伴いながら暴風雨吹き荒れる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。不要不急の外出ではない耳鼻科への通院を計画していたもののこの雨で断念し、夕刻まで昏々と眠り続けていた在宅ワークによる精神疲弊中のリトマス博士と申します。プライベート空間にオフィシャルな連絡が来ると、逃げ場がなくて全然落ち着かず、イライラも止まらなくなり、頭がおかしくなりそうです。
さて、そんな荒んだ心を癒したい今回は、2018.12.1にふらりと訪れた杜の都こと仙台についてお届けいたします。
↑旅の始まりは仙台駅。朝一の新幹線でやってきて、まずは牛タンカレーを食べました。
最初の目的地は『定義様』こと『定義如来西方寺』。ここの五重塔が見たくて、東京からやってきました。
↑仙台駅からバスで1.3時間。小雨降る定義如来五重塔に到着しました。
↑こちらからの角度もなかなかオツです。
↑正面や真下に近付くと、ちょっと不格好に思えます。難しい建物です。
五重塔をさらさらっと見終え(写真の少なさからも分かりますが、灯台ほどの興味はないのです)、今度は定義様へお参りです。
↑こちらから入ります。
↑大本堂です。
↑突然晴れてきました。
↑煌めく如意宝珠を撮ってみました。
↑お参り完了です。
↑境内のトイレのマークがお寺的でした。
今度は周辺をウロウロします。
↑参道と西片寺山門です。
↑こちらは名物の定義とうふ店の案内看板と店舗。まぁいいやと思って、食べませんでした。
↑こちらは絵地図。皆様のご旅行のヒントにお使い下さい。
↑ここから愛子駅へ向かいます。バスを待つ雨宿り中に地元のおばあちゃんと仲良くなりました。
↑こちらが愛子駅(あやしえき、と読みます)。小ぢんまりとした仙山線の駅です。
愛子駅からバスに乗車し向かったのは、『仙台市天文台』。プラネタリウムが目的です。
↑こちらが建物。丘の上にあります。
↑41cm反射望遠鏡だそうです。かっこいい!
↑天井から惑星がぶら下がっています。
↑太陽電波の音を聞ける筒がありました。実際に発せられている音ではなく、電波を音に変換したものらしいです。
↑実際にお聴きください。この「しゅごぉぉぉぉぉぉぉぉぉー」ってのがその音。ふぅん、って感じです。
プラネタリウムを堪能し(写真は撮りませんでした)、そのまま仙台城跡へと向かいました。
↑仙台市街地を見つめる伊達政宗公です。
↑この角度が一番かっこいいと思います。
↑秋晴れの気持ちいい夕方です。
↑こういうの、怖いと思う質です。巨大物恐怖症と命名されているようで、牛久の大仏とかも苦手。背筋がふわっとなります。
↑一応こういう証拠も。
↑このお方に出会えるとは思っていませんでした。
↑『荒城の月』を作詞された土井晩翠先生です。
↑こちらが歌詞。丁度この年の夏~秋にかけて、荒城の月のメロディについて研究しておりました。
↑明治35年建立の『昭忠碑』。2011年の東日本大震災で鵄のブロンズ像が落下してしまったそうです。
↑こちらは『宮城縣護国神社』。
↑朱塗りが綺麗です。
↑鳥居から出てきました。
バス迄時間がある為、最寄りの地下鉄駅まで散策することに。
↑仙台城の石垣。巨大です。
↑あ、バスが行ってしまいました。
↑国際センター駅に着きました。
↑夕暮れ時って感じです。
↑念の為、ホームの様子も。鹿児島で「せんだい」と言えば誰もが『川内』をイメージするので人の感覚とは不思議、とかなんとかいう記述が、子供の頃に読んだ内田康夫による小説『浅見光彦シリーズ』の『黄金の石橋』にあったように思います。
仙台駅に到着し、駅前をブラブラした後、『はらこ飯』を食べたくなって仙台駅の『漁亭浜や』へ。元々は仙台市場へ行ってお寿司を食べようと考えていましたが、めんどくさくなりました。
↑こちらがはらこ飯。ほかにも天婦羅やらお酒やらを堪能した覚えがあります。
↑帰京します。早く各地を自由に旅行できる世界に戻ってほしいです。
日帰り仙台はなかなかの満足度でした。でもやっぱり海が見たくて、この3ヶ月後に三陸へ旅経つことになります。詳しくは、『リトマス博士の日常<32> – 狐と恋する灯台篇』『リトマス博士の日常<33> – 本州最東端・孤灯一穂の魹ヶ埼灯台篇』をご参照ください。
では、今回はここまで。ED曲は前回のさだまさし楽曲の続きで『恋愛症候群 - その発病及び傾向と対策に関する一考察 -』です。
血液型に関する鋭い考察と恋心について言葉を並べた後、心にグッとくる展開は正にまっさんワールド。昨日まで好き好きと思っていたのに、ある日突然、自身がとてつもなく冷酷なんじゃないかと思うくらい何も感じなくなることは幾度も経験しており、「結婚は勢い」とは良く言ったものだなぁと感じつつ、でもまっさんが歌うように、与えられるより与え続ける方が私は満足できて幸せだなとも感じる複雑煩瑣な春の夜です。