急激な気温の低下に雨が加わり、宛ら真冬のように冷え切ったいい夫婦の日を迎えた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。先日の健康診断の結果、炭水化物低減ダイエットの効果により体形(体重)はA判定となったのですが、肝機能がAからD判定へ頗る低下してしまっていたリトマス博士です。最近の泥酔の原因はこれかもしれません。これからどうなることやら。

さて、そんな寒い本日は、2016年2月28日に訪問した岩手県花巻市の様子をお届けいたします。

 

この日、ふと早朝に目覚めた私は突如宮澤賢治の故郷へ行きたくなり、始発の新幹線で新花巻へと向かいました。衝動的な行動に思えますが、以前から行きたいとは思っていて、たまたまこの日に決意しただけということです。自由って素晴らしいと思います。

 

↑切符の写真が残っておりました。この頃は働きながら博士課程に籍を置く学生だった為、切符も学割扱いです。

 

まずは、宮澤賢治が大正15年に設置した羅須地人協会の様子です。宮澤賢治が暮らした家でもあります。

 

↑花巻農業高校の敷地内に在る宮澤賢治像と建物を見たいだけの目的で、花巻を訪れました。

 

↑賢治先生の拡大写真です。土曜の朝と言うことで付近には誰もおらず、一人ではしゃぎながら雪へ足跡をつけて回りました。

 

↑黒板に記された宮澤賢治のメッセージは、農業高校の生徒によって都度上書きされているそうです。

 

↑こんな所にも賢治先生が。

 

実際のところ、宮澤賢治の作品を全部読んだわけではないのですが、詩人であり、音楽家であり、そしてイーハトーブという理想郷の概念を作り上げた彼の才能には惹かれるものがあります。彼の作った『星めぐりの歌』については、『リトマス博士の音楽レビュー<6>』をご参照いただけますと幸いです。曲も聴けます♪

 

さて、宮澤賢治記念館にも寄って彼の世界を堪能したので、東京へ戻るついでに平泉へ。中尊寺金色堂へ行きましたが、撮影禁止とのこと。核心的な写真を本ブログに載せることができないことが残念です。

 

↑金色堂の旧覆堂です。

 

↑この中に金色堂がありました。覆堂だけの写真なので、あまり意味はないです。ごめんなさい。

 

この後、毛越寺を見学しつつ、平泉から一ノ関経由で東京へ戻りました。振り返ってみると、宮澤賢治像と雪しか印象に残っていない、静かな冬の旅でした。

 

それでは、また。お相手は、今夕高田馬場に店舗を構える博多系『大地のうどん』へ行き、『ごぼ天うどん(きつねトッピング)』を食べたものの、東京にある他の博多うどん店と同様に出汁と麺がイマイチで、やはり『牧のうどん』が秀逸であることを再確認したリトマス博士でした。何より『かしわおにぎり』の売り切れが落胆ポイント。一応、写真も載せておきますね。

 

↑きつね(甘い油揚げ)は美味しかったです。