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実家に帰ったとき、久々に見た今は亡き祖父の絵です。
昔は常に床の間に飾ってありました。
遠い親戚の方も、祖父の絵を一枚持っているのですが
「今度 絵を展示をしたいと思っているのだけれど、他にも絵を何枚か貸してほしい」
と訪ねてきたので
どの絵を貸そうかー、と広げていたわけです。
懐かしい絵の中に、初めて見る絵もありました。描きかけも。
父が養子だった為、私には祖父母が3人ずついます。
この絵を描いたのは
血は繋がっていませんが同居していた祖父。
(まぁ、子供の頃は 血の繋がりとか考えていなかったし、今も気にもしないんですけど一応;)
祖母と結婚してからは描いていなかったそうなので、
どうやら20代の頃の絵のようです。
この祖父に、私は特に可愛がってもらいました。
それはそれは過保護に。
家にある一段の段差でさえ、抱き上げられて超えたり下がったりしていました。
段差の前では、私はバンザイ状態で待つ。
そういうもんだと思っていました。
そのため、私は小学校に入るまで、階段の登り降りが出来なかったという・・・。
でもなぜか、弟妹は放置状態。
今考えると、私だけ異常に運動オンチなのは、祖父のせいなんじゃないかと思うほどですが
大好きな祖父でした。
話は戻り、この間知った話
祖父は「画家」を目指していたんだそうです。
近所に石井ナントカ?っていう画家が住んでいて、その師匠について習っていたそう。
・・・いしい。
超ポピュラーな苗字なのでビックリ度は低めですが
妄想してじーちゃんに話しかけるなら
「石井にはなったけど、画家になれたわけじゃないや・・」と言いたい。
父の元の苗字の地域(先祖がいた地域らしい)に、知らないまま住んでいた過去もある私は
またもや苗字がらみの偶然に少し おお。。と思いました。
また話がそれました。
絵の中の祖父の雅号は「文雀(ぶんじゃく)」でした。
こういう名前、私もほしいなぁ・・・と思い
高校生の頃に、祖父にお願いして名前を付けてもらいました。
祖父が入院する少し前だった気がします。
私は「桃花(とうか)」という名前をもらいました。
桃の花のように優しい色の人になってほしい という理由からでした。
桜じゃなくて桃なんだそうです。
この名前が、未だにもったいなくて使えない と
随分前のブログにも書いた気がするのだけども、今も変わらないですねぇ・・・。
今の私じゃ、まだまだダメだ って気がしてしまうんですよねぇ。
日本画にも昔から興味だけはあるので(エメラルドが綺麗 という安易な理由で)
この先、描くことがあったら 名前使おうかな。
でもガサツだから、この先描く事なんかあるのかな・・・。
話それっぱなし。