
友達も一緒ということで観光めぐりをしたわけだけど、
私は佐渡で生まれ育ったくせに、
佐渡の事を何もわかってないんだなあと改めて思った。
ここにしかないものって、結構あるんだなあ、と。
本当に、今更。
10回以上は行っている場所も
友達の反応で新しく見えたりするし、
いつもの「当たり前」の墓参りの準備だって、
友達がいちいち驚いてくれるのを見て
それに私が驚く。
面白くもあり、不思議でもあり、なんか嬉しかったり。
今更ながらの初体験もしてきました。
「たらい舟」・・・佐渡の代名詞みたいなもんですが、乗ったこと無かった。難しかった。
「シーカヤック」・・・こんなのあったんだね。ひたすら漕いでました。
「シュノーケル」・・・水中眼鏡ってすごいね。面白かった。魚が結構いました。
私が育った所は、いいところだねえ。
海を見るとやっぱり落ち着く。
夜がちゃんと暗い。夜空が近い。
流れ星を3つ見れた。
なんであんなにも、島を出たかったんだろ。
この島も
子供が少なくなって、学校は縮小されていってる。
そのうち老人の島になるんだろう、
親も、その老人の中に入る。
私はココで暮らしてるわけじゃない。
部屋からボケ~っと見慣れた山をみていると、
落ち着くはずの風景に、悲しさが混じってきます・・・・
いつも帰るたび、こういう心境になります。
(少しだけね)

ひまわり畑の向こうは海

山へ登ると 佐渡の形がわかります
