はるになったら |      ぴあぴあぴあ

はるになったら

もう少し、浜風が冷たくなくなった頃
今晩はホタルイカがあがるかな?と思う頃
アタリマエに見えていた、そびえ立つ山々が、誰にも描けないよな水色と白だけで光る絵になる頃

じっくりゆっくり故郷を
デジカメ片手に歩いてみよう
車でもじっくり回れば、時間のかかる町を
歩いてまわろう。
車で見えない者も残らず見よう。

ずっと撮りたいものが沢山あるまま

清少納言の記した渡し
歴史を刻んだ艀場
芭蕉の句碑
そんな大層なものたちも

祖父が書いた、何時取り外されてもおかしくない神社の看板
父がボートを停めてた川辺
母校
閉館になってしまった郷土資料館
味のある錆びた停留所
古い写真屋、古い町並み…

変わって行っているもの、ずっと変わらないもの
何かを自分のものとして
自分の手で
残しておきたいのはもう年だからかなあ





でも、デジカメよりボウズの携帯の方が画素数勝ってるんだよな…