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深い冬のなかで
真の崇高なる精神は、
あたたかくなりながら
この世界のすべてのものに
真心の力を通して、
存在する力を与える。
そして魂の炎は、
厳しい冬の寒さにも負けず
人間のなかで
力強く燃えあがっていく。
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心のあたたかさ
先週は冬の時期、
地球は深いところで
目覚めている話をしました。
もちろん枯れ果てた
冬の世界を見れば、
まるで自然は眠っているように、
または死んでいるように
感じるでしょう。
しかし実際は逆なのです。
地球の魂は、
人間の魂と同じように、
冬に目覚めるのです。
ポプラの木の芽は、
もう冬の時期に、
固いつぼみをつけます。
ぎゅっと自分の体を
凝縮しながら
寒い冬の時期を
過ごすのです。
まるですべての力を
みずからのなかに
とりいれるように。
実際にそのつぼみに
触れてみると、
とても硬い力を感じます。
ゲーテは
ちいさないのちのなかに
大きな宇宙が映しだされている
といいました。
自然界の
ほんのちいさなつぼみのなかにも、
地球の冬の目覚めを
体験することができるのです。
なぜなら地球も、冬、
ポプラのつぼみと同じように、
息をいっぱいに吸って
力をためているからです。
地球は
ただの物質ではありません。
私たち人間も
ただの物質ではありません。
両者に存在しているものは、
魂と精神
です。
地球の内側に
崇高なる精神が
宿ったからこそ、
私たち人間のなかにも
崇高なる精神が
宿ったのです。
夏の時期、
私たちのこの精神は
外側の自然界のなかに
身をゆだねていました。
自然界が冷たく寒く凍ると、
崇高なる精神は
私たち人間のなかで
目覚める
のです。
そのときに生まれるのが
心のあたたかさ
です。
私たちの心が
あたたかくなるときはいつも、
崇高な精神
を私たちが担うときなのです。
この崇高なる精神の炎は、
精霊降臨祭の時期
(5、6月頃)、
鳩となって
私たちのこうべの上に
降りてきます。
しかし今の時期、
この崇高なる精神の炎は、
人間のなかの
「魂の炎」
として私たちのなかで
燃えあがるのです。
知覚できる世界は
今の時期、
存在の影を
薄めています。
自然界の輝きは、
私たちの心の力
を通してのみ、
その存在の力を
獲得するのです。
この心の力が
私たちの思考です。
私たちが思考をすること---
それは
自然界に存在の力を
持たせてあげること、
いわば
自然を救出すること
でもあるのです。
私たちの
心のあたたかさを通して
自然界に存在の力
をもたらしてあげるのです。
感謝してます
