身体的な美しさに執着して離れないのは世の常
若い女性のダイエット、美容、ファッション、整形手術
現代もその例に漏れない
そういった外見的な美に重きを置こうとする肉眼を閉じて、心の目を開け、即ち、行為の美、営みの美へと上昇せよというのがプラトンの教え
でも、その言葉をそのまま現代に投げかけても、説得力に欠けるのが現実だ。
人の好みは千差万別だし、心の綺麗な人間はいつでも周囲に愛される。
外見的な美しさに強固なまでに執着する人間は、周囲の環境に「そうさせられている」或いは、価値観に染められている結果だろう。
だとしたら、やはり、価値観を作り上げている社会に問題があるのでは。
拒食症で死ぬ人、全身整形をするために売春をする人、ブランド品を買い漁り破産する人
殺人は、静かに、厳かに行われ、責任は個人に還元される。