げんば

 という感じで、腐についてえらそうなことを書いた手前、ちょっと会話を小耳にはさんできました。


 で、結論としては、BLというのは非常にネタ臭が強いものとして受け入れられているのでないか、ということです。以下会話


 A 「私この前7冊も買っちゃった」

 B 「え?まじでw」

 A 「いや、普通のコミックも入れて。BLは一冊だけだよ」

 B 「そっか、それまぁ普通だよね。私の友達はそうやって全部BLのもいるけど」


 ということで、この部分だけを参照にすると、女オタがネタとしてBLを買うという像が浮かんできます。実際女オタもそもそもは少女マンガから入る香具師が多いわけで、普通の恋愛を軸にしたアニオタ、漫画オタが大多数のような気がします。


 実際、BLというのを男の側からみたら、百合であり、そういったものは、マリ見てなどの成功例があるとしてもメジャーなマーケットにはなっていないしなりえないとも言えるでしょう。小石本くんが以前散々いっていたように萌えオタは大多数が抜きネタとして同人誌を買うわけですし、局部が描かれていないのは非常に難しい。感情移入しやすいのが男なのかもしれません。作中に男が出てこないとつらい部分があるとか。


 といっても、昨今のBLのフィーバー振りは尋常ではないともいえ、やはり本気になっているのが多いとも言えそうですね。だとしたら理解できない領域でもあり、男オタからみると、アキバ系としてつるし上げられたことを思い起こすと、イケブ系といってつるし上げられることもなく、平然とオタライフをエンジョイしている女オタが憎くもあるわけです。また、前の回でDランク君が書いてくれたように、腐のほうがしっかり二次と三次の区別をつけているともいえそうです。こういった切り替えの早さもイラつくところであります。女の方が切り替えが早いとか、割りきりがいいとかいいますが、こういうところにも現れているのかもしれませんね。