社会教育団体リテラシー・ラボは12月4日に2回目の誕生日を迎えました。
創業の日にあたる12月4日は、映画E.Tが1982年に日本で公開されたことから、E.Tの日ともされています。E.TはExtra-Terrestrialの略で「地球外生物」を意味していますが、弊社も地球内ではありますが、かつてないチャレンジを常にしつつげる異端の存在でありたいと願う部分では、まあどっちもどっちかと。まあ、ぶっちゃけE.Tの日とは一切関係のない創業記念の日ですが、おめでとうございます<(_ _)>
年もほぼ終わりかけの中で、この機会にこの間の振り返りと、欲望の一部を紹介できればと思います。
映像教育プロジェクト
これは2015年から本格的に開始をし、東日本大震災と原子力災害の被災地である福島県双葉郡広野町でアクティブラーニングの先駆的な取組みとして本年で3年目を迎えました。広野中学校では、これで中一から中三までの全生徒が映画制作を通じた主体的で対話的な学びを実施し、シネマとリテラシー教育の造語であるシネリテラシーというオーストラリア発祥の不思議な言葉が、この田舎町で根付き始めています。2016年からは豊島区で開始され、今年は福島県飯舘中学校でも一部行われました。現在調整中ではありますが、来年は兵庫県と長崎県を追加できるかなぁと、進めています。このプロジェクトは、いろんな要素がつまっており、大きな括りで民主社会を成熟させる教育だと思ってます。また、今しかない今を切り取れるアーカイブとしての価値も大きいと感じています。下記の広野町での取組の参考動画を載せます。是非、いろんな地域でパートナーを探していますので、気軽にお声掛けください。
公共政策ワークショップ
なんだか難しい名前をつけていますが、社会をどのように自分ごととして捉えるか、地域の課題をどのように仲間と共有して解決へ頭で汗をかくか。そんなワークショップの開催を行ってきました。5月に福島県郡山市で開催をした「福島をつくろう」では地域の未来を人づくり縛りで考えました。


7月には東京都新宿区で女子高生団体の立ち上げとイベント開催をサポートした「未来で働く女性のために今私たちが出来るコト」を開催しました。

その他も、講演やら身にワークショップなども行いましたが、来年はもっと多様な場で、多世代と公共政策について考える場が欲しい。なので、ビビットきた方、ご連絡お待ちしています。主権者教育なんて表現ではごまかせない、ホンモノの民主主義の学びを一緒に仕掛けましょう。きっと、こういうことをできる教育団体はうちしかないはず。だって、政治の現場で働いていた人によって立ち上げた教育団体なんだもん。
地域×教育
これは、今年の活動を通じてこれからしっかりとコンテンツを固めていきたい、いかねばと思った取り組みでした。映像教育プロジェクトでも、地域理解を主軸に地域コミュニティにおける一つの教育のカタチが構築され始めてきましたが、もっといろんな地域でカスタマイズして教育を確立するべきだと感じています。極端な話、約1700基礎自治体があるのであれば、1700通りの教育カリキュラムを構築すべきだという話です。もっといえば、廃藩置県前の行政区域でやってもいいと思うくらい、日本の地域コミュニティは多様であるということで、一くくりに日本一律の教育が適してないとも思う。そんなことを感じた出来事を二つ上げます。
夏に視察に訪れた山梨県市川三郷町、小さな町なのに、小学校が複数あって、町がその数を維持するために頑張っている。そんな中で学校区ごとに個性を出したカリキュラムをつくれないかという相談だったんだけど、それはそれで面白いなぁと考えました。本当はそんくらいオリジナルに教育は組み立てるべきだけど、なかなかコストもかかる。でも、地域づくりはそこが原点なんだろうと痛感した訪問でもありました。
年度が始まってから急な依頼で始まった福島県飯舘中学校の総合学習、多彩なクリエイターの皆さんにご無理をいって、3つのアプローチから「いいたてつくるプロジェクト」を実施しました。今年度で避難先の仮設校舎から飯舘村内に戻るということもあり、6年間の思い出がつまった仮設校舎で行う全校での取り組みに花を添えるサポートをしました。

ことば班、ドラマ班、モノづくり班、異なる表現方法を用いて、地域の未来を考える一大プロジェクトでは、関わるクリエイターと共に「地域」や「ふるさと」とは何かの葛藤を繰り返しながら、また先生たちとも色んな意見交換をしながら、取組みました。これは、被災地だから云々ではなく、これからの地域学習において、この問いは常に存在することを感じさせられ、どのように組み立てるべきかを今真剣に悩んでます。
他方で、民主社会の構成員となるために、絶対に必要な学びであり、これも是非いろんな地域の方々と、その地域の人材育成について企む必要があります。呼んでください、一緒に酒飲みながら、まずは語りましょう。そして、その地域が欲する人材育成をしましょう。
今欲しいもの
長々書いてもあれなので、欲しいものを素直に列挙します。これを見たメンバーから追加要望があったら、しれーっと追記しています。なので、時々増えるかもしれませんが、篤志家の方は定期的にチェックしてください<(_ _)>
- 交流する機会
いろんな方々と交流する機会をもっと欲しいです。特にワークショップなどの開催希望はお待ちしています。ネタも仕込んでますので、本当に大切な政治リテラシーを一緒に身に着けるワークショップやりましょう。新作の桃太郎ロールプレイも仕込んでますので、やってみたい方お待ちしてます。
- 活動車両(キャンピングカー、ハイエースならさらに嬉しい)
団体の会計処理を行っていると、旅費交通費が半端でないことに気が付きました。特に今年は東奔西走でしたので余計に痛感。ありがたいことに、徐々に仲間が増えていることもあり、一緒に移動する人数も増えたりもします。そうなると、東北とか東海くらいは車で行けたら、もっと濃密な仕掛けやプロジェクトの実施が企めるのではないかと心の底から思ってます。なので、心当たりある方、東海地方の車関係の方、ラッピングでも何でもしますので、ご検討願います<(_ _)>
- 大学での講義
弊社のコアメンバーは大変ユニークかつ優秀な人材が揃っています。なので、新たな勧誘も含め大学生と接しながら、それぞれのキャリアをぶつけて、専門分野の探求をしながら新しいプロジェクトを創出できればと思います。そんなためにも、なんかそういう環境で15回シラバス組んでいいよ!って奇特な学校や個人いましたら、お声掛け願います。大丈夫です、ご期待の倍返しくらいは余裕でします。いい意味で裏切ります☆
そんな感じで欲求をさらけ出していますが、しっかりと多様な活動を展開できる基盤整備をしながら、来年はさらなる取り組みの充実と、ご縁をつながていければと考えています。これまで、教育っていう文脈では出会わなかった人や組織、つながりにくかったテーマ、地域コミュニティに根ざしたねっちりとした市民教育、そういったスパイスを加えながら人づくりが彩られる仕掛けを徹底していきたいと思います。
是非とも、お気軽にお声掛けをいただき、引き続きのご指導をお願いいたします。
一般社団法人リテラシー・ラボ
コアメンバー一同