初めての現場

 

N先輩に、半導体製造の現場へ連れて行ってもらった

初めての現場である

 

作っている製品は、半導体ウェハの結晶だった

見たことも聞いたこともない製品に凄く新鮮な気持ちになった

 

また、クリーンルーム、クリーン服も初めてだったので、

雰囲気だけでエンジニアになった気分だ

 

お目当ての装置というのは、

この結晶作るチャンバー内にこびり付いたヒ素を払い落とす装置だ

 

複数のアクチュエーターで昇降して、装置が回転しながら

先端に取り付けたブラシが回転しながら動作するといったもの

 

この装置がなければ、作業員がチャンバー内に入って、

防毒マウスをしたうえで、手作業で払い落としているというから、

危険性を考慮して、人に作業させなくても済むようにしたいということで、

開発した装置だった

 

元々ロボットが好きな私には、ちょうどいいテーマ

 

ということで、したいことが分かったので、

事務所に戻り、現在のソフトの動作フローを確認

 

ラダーソフトをPCにインストールして、

ソフトの確認することに

 

と簡単に書いてはいるが、

これを理解しようと思ったら、電気図面を読んで、

デバイスや機器の機能をわかったうえで、セットでソフトを解読しなければ

理解したことにならない

 

今の私だと、解読するのに30分もかからない程度の内容だが、

この当時だと、結局理解するのに2か月はかかった

 

これがキャリアの差なんだろう

そもそも電気図面も読んだことがないうえに、FA特有の機器についても無知だ

 

この時点で学生時代に学んだことがほとんど被っていないので、

猛勉強が始まった