今日は少し前の本ですが、読書法に関する書籍についてご紹介致します。
書籍名:「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書
著者名:西岡壱誠
発行年:2018年6月14日
おすすめ度:★★★★★
(おすすめ度の基準)
★★★★★ ずっと本棚に残しておきたい
★★★★☆ 人に勧めたい
★★★☆☆ 読んで良かった
★★☆☆☆ 読んでも読まなくてもいい
★☆☆☆☆ 読む必要性は感じない

一言まとめ
本を読んだ気になっていないか
情報を知識にすることが出来て初めて
読書と言える
著者の西岡さんは執筆当時現役の東大生、偏差値35から東大文科II類に合格された猛者です。
ドラマのドラゴン桜2の制作にも関わっている方だそうです。
「東大⚫︎⚫︎」といった本を多数執筆されていて、東大ブランドを最大限に活用されています。
この本、、
単なるマインドセットを語るものかと思いきや、
読書で人生を変えたことがひしひしと伝わってくる、超絶テクニック本になっています。
正直それだけやれば本をモノにできるだろう、と納得です。ただし、周到な準備・読中読後の振り返りをする必要があるため、習慣に出来るか否かがこの本を読んだ後の分かれ道になるでしょう。
私は「これまで何をしてきたのだろう、本を眺めていただけだったかもしれない」と複雑な気持ちになりました。
今後の読書人生を充実させるためにもこの本で学んだ読書法を実践していきたいと思います。
テクニック その1
・「装丁読み」でライトをつけ、「仮説作り」で地図を書く。
装丁読みとは・・・
本の内容をギュッとしたのが表紙や帯、ここから内容を読み解きとく。
仮説作りとは・・・どんな内容が書いてあるのか想像して仮説を立ててから読み進める。
読み進めるときに常に地図に戻って、間違っていたら直す作業を行う。
これを頭の中ではなく、手書きの付箋を使って残す必要があります。
※納得ポイント※
東大生は問題文ではなく、まず設問を読んでから問題文を読む、のが鉄則だそうです。確かに右も左も分からない状態で読み進めると誰であろうと内容が頭に入ってきません。
このことから東大生は、要領よく問題を解いていることが良く分かりますね。
テクニック その2
・本の読者ではなく記者の姿勢で読む。
記者がインタビューをするように、姿勢を正して前のめりになりながら、そして著者への質問を考えながら読む。答えは本の中にあります。
テクニック その3
・本の内容を一言で言い表すための整理読みをする。
章ごとに情報を整理して、一言で言い表せる状態にします。このとき誰がみても分かるように注意します。
テクニック その4
・二冊を、同時並行で読む。
意見の偏りを避けるため、関連性のある2冊を選び、同じスピードで読み、共通点と相違点を付箋に書き出す、読後に相違点の付箋について検証する
感想・・・
本をこれから読んでいくというのに、何で先に想像を働かせたり、仮説作りなんて面倒なことをするのか、と思ってしまいますが、目的は本の内容を自分のものにすることなので、それ相応の準備が必要ということです。
読んだそばから内容を忘れてしまったらそれこそ時間の無駄になってしまいますから。
読書には訓練が必要、情報を見るのではなく知識をつけるために下準備・読んでいる間も主体的な姿勢を持つべきということです。
ここまでやれば東大生になれるかも、と思わされる納得の内容です。
これを実践できることが大変で、本を読んだ数ではなく、知識をつけることに喜びを感じられるようにならないとと考えさせられました。
「情報を知識にする」ことを意識して読書生活を送りたいものです。
余談ですが、本の中に登場した、「一九八四年(ジョージオーウェル)」「堕落論(坂口安吾)」は読んでみたいと思います。
皆様、良い読書ライフを。