JCQA コーヒーインストラクター検定2級・受験記

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こんにちは、LITA COFFEE(リタコーヒー)です☕

皆さんは「コーヒーインストラクター検定」という資格があるのをご存知ですか?

全日本コーヒー商工組合連合会のサイトによると、「コーヒーインストラクター検定」は、コーヒーの正しい知識の普及と技術の向上を目的として、日本で初めて立ち上げられたコーヒーに関する資格認定制度だそうです。

受験者のレベルに応じて、3段階の資格が設定されており、コーヒーインストラクター検定2級→1級→鑑定士の順にレベルアップしていきます。

ビジネスでコーヒーを扱うための知識や技術の証明となり、履歴書にも記載できる重要な資格です。
最近ではコーヒーブームの影響か、「コーヒーインストラクター検定2級」を受験する人が増えてきました。

今回はそんな資格に挑戦した、LITA COFFEEの焙煎士・NariさんとLITAスタッフ・路子さんの「コーヒーインストラクター検定2級」受験記です。
受験された路子さんの視点から、試験の雰囲気をお届けできたらと思います。

 

受験前

 

「コーヒーインストラクター検定2級」を取得するためには、まず朝から夕方までの講習会を受講し、その後に約2時間の筆記試験と実技試験を受ける必要があります。

この検定を一緒に受けるLITA COFFEEの焙煎士・Nariさんは自閉症があります。

そのことを事前に講師の方にお伝えすると、講師の方々は理解を示してくださり、必要があれば支援をリクエストしてほしいと、快くおっしゃってくださいました。

7割の方が合格されると聞いてはいましたが、障がいがあることで講義の理解や会場参加、そして、筆記での試験に大きな壁を感じていたので、このような心遣いをいただき、講師や会場運営の皆さんには深く感謝しています。

 

試験当日

 

 

(どことなく緊張した様子のNariさん)

当日、会場には100名ほどの受講生の姿があり、
隣の席には、定年退職されたばかりと思われる方がいらっしゃいました。
年齢層など多様な背景を持つ方が一堂に会しているようでした。

 

講習会

 

講習会はテキストに沿った内容で進められました。
テキストには載っていない深い知識や技術も扱われていて、詳細な情報が多く含まれていたのが印象的でした。

 

筆記試験

 

筆記試験はマークシート形式で、Nariさんが記入を間違えないか気がかりでした。

試験は意外と引っかけ問題が多く、途中から自分の回答に必死でそんな心配も飛んでいきました。

 

内容としては、直前の講習会で扱ったものが多く筆記試験に出題されていたように感じました。
テキスト以上の内容を教えていただける講習会を、試験と同日で開催してくださるのはありがたいです。

 

実技試験

 

実技試験では、2つのカップのうち、どちらが指定された品種のコーヒーが入ったカップかを当てるというものでした。
細やかな味覚が求められ、コーヒーの鑑定技術を扱う試験ならでは、と感じました。

 

受験を終えて

 

講習と試験を終えた後は、充実した気持ちとともに疲労感も大きかったです。
帰宅するとぐったりとしましたが、心地よい疲労感に包まれ、清々しい気持ちで1日を振り返ることができました。
 

 

 

Nariさん、路子さん、「コーヒーインストラクター検定2級」の受験、本当にお疲れさまでした✨

 

今回、Nariさんと路子さんが受験した「コーヒーインストラクター検定2級」の概要は以下のとおりです。

 

 

試験概要

 

概要

  • 基本的なコーヒーの知識と鑑定技術を扱う
  • コーヒーを飲むだけでなく詳しく勉強したい方向け
  • コーヒーの対面販売従事者に求められる基本的な知識・鑑定技術の習得を目的とする

受講・受験対象
制限なし
(ただし、日本語での講習会並びに試験に通訳の介在なく参加できる者)

合格基準
70点以上

認定者
19,601名(2024年1月現在の取得状況)

事業の運営・管理
全日本コーヒー検定委員会(JCQA/Japan Coffee Qualification Authority)

※ 参考)全日本コーヒー商工組合連合会・コーヒーインストラクター検定

 

 

 

 

 

 

 

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