最初はバンプオブチキンのジュピターというアルバムを買うつもりだったが、悩みに悩んだあげく森山直太朗の最初のベスト盤の傑作撰を買った。
両方買っても千円ちょっとだったけど、贅沢はできないし、どちらかだけの方が熱心に聞くと思った。
森山直太朗のアルバムはオールタイムベストの大傑作撰と人間の森が入っている822しか持っておらず、特別ファンというわけでもないが、その2枚に関しては店のステレオに繋いで仕込みの最中に流していたので、昔風に言えば擦りきれるほど聞いている。
何故だか分からないが、夏になると森山直太朗の声が聞きたくなるのだ。傑作撰にはメインディスクの空盤とボーナストラックの雲盤があり、レスターや星屑のセレナーデが入っている空盤が目当てだったが、実際にはおまけの雲盤の方が自分には心地よかった。
森山直太朗という人はお調子者だけど物事をよく考えていて、心の奥底に優しさがあって、それが曲や歌声に表れている印象がある。自分と同学年という所もいい。
それだけで自然と共感してしまう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240714/21/lita-mcz/60/f8/j/o1080081015463133724.jpg?caw=800)
数ヵ月前から近所のスーパーの駐車場で土日の誘導警備の仕事をしているおじさんが、昼の休憩時間に食事に来てくれている。
他に丁度いい場所がないのかもしれないけど、自分の店を気に入ってくれて利用してくれるのは嬉しい。
仕事が終わった後にも1、2杯飲みに立ち寄ってくれることもある。警備の仕事がいつまで続くのかは分からないが、一日中炎天下で作業をしているおじさんには涼しい席で休んで貰いたい。
少し前にあまりの暑さに舌を出してへたり込んでいたので、氷で少し冷やしたお水を置いておいたら美味しそうに飲んでいた。
ご飯は近所の居酒屋の主人があげている気がするが、定休日や餌にありつけてなさそうな時は夜中にこっそりカリカリを少しあげている。
女房はサビ猫に会えるのが嬉しいようで、下にいるよとか、サビちゃんにお水あげたよと言っている。
あまりあげすぎてもよくないので、うちは猫の避難所として最低限のことをしている。サビ猫は自分のスクーターの足元がお気に入りらしく、バイクを出すのが申し訳なくなる。
この風景がいつまで続くのか。夏はまだ始まったばかりだ。