こんにちは。
師走の忙しさも過ぎ、２０２２年もあとわずかになりました。
今年はとくにあっという間だったような気がしますが、毎年恒例の一年を振り返ってみます。
年明けはサイゼリヤの正月営業から始まり、まだまん延防止等重点措置の期間内だったので、春まで制限のある営業が続きました。
その後は２月の終わりから始まったロシアとウクライナの戦争、４月の池袋での演奏会、GW明けの大阪旅行、６月から行くようになった酔来軒と酔来丼のリスペクトメニュー『ぼぅな～ら』の開発といろいろなことがありました。
後半は８月終わりの札幌日帰りの試合のセコンド、９月のアルバイトの退職、１１月のモヤモヤさまぁ～ず２の出演、１２月の忘年会とクリスマスディナーコースと瞬く間に月日が過ぎていきました。
残すは最終日の特別メニューとお正月オードブルの詰め込みとなりましたが、来年はどんな年になるのでしょうか？
今年は自分にとって変化の年でした。
疲労でモチベーションが下がっていたサイゼリヤのアルバイトでしたが、手放したことで店の営業が忙しくなり、運気が上がったように感じました。
テレビ出演の反響で新しいお客さんも増えているので、次のチャンスを掴めるように環境を整えます。
また、戦争と円安の影響で仕入れ価格が高騰し、飲食店は益々利益を出しづらい状況になっていますが、当店は値上げをせずに踏みとどまっています。
私のためにアドバイスをくれる方もいましたが、ポリシーを持って価格設定していますので、暖かい目で見て頂けたら幸いです。
料理の面においても、気付いたことを補っていく程度の努力は続けていきます。
２０２３年の目標はありません。
がんばりすぎず、適当にやっていきます。
夫婦仲良く過ごして、親や近しい人に気を配っていければと思います。
それだけです。
５月の母の日、はまっこムエタイジムのノーケンダーイレックルークハマッコこと安西崇友選手の試合がありました。
マネージャーから連絡を頂いて試合のことを知ったのですが、４３歳の安西くんがプロデビュー戦に挑むと聞いて様々なことが思い浮かびました。
遡ること２０年以上前、安西くんはジムの看板選手の一人として将来を嘱望されていましたが、試合前の不慮の怪我により二度デビューの機会を逃していました。
その後、仕事の忙しさもありジムを離れている期間もあったようでしたが、数年前から練習を再開してアマチュアの試合にも出ていると聞きました。
当日は古くからの仲間が客席から声援を送り、ユタポン会長、前田大輔、三ケ尻孝司といったジムの重鎮３人をセコンドに従えて、とうとう安西くんがプロのリングに上がりました。
試合は両者一歩も譲らない一進一退の攻防で、ボロボロになりながらも全力を出し切って、結果はドロー。
全盛期の安西くんの動きではなかったのかもしれませんが、プロとして勇敢に戦いました。
相手選手も敵ながらあっぱれでした。
試合後、ジムのメンバーでロビーに集まり安西くんが挨拶をしてくれました。
それは２０年分の思いが込められた感謝の言葉でした。
まるで長い物語のフィナーレを見ているようでした。
自分は店の仕事があったのでそのまま会場を後にしましたが、安西くんの挑戦を見届けられてよかったです。
本当に素晴らしい試合でした。
最後になりますが、本年もありがとうございました。
事故のないように新年をお迎えください。
それでは皆様、よいお年を。
とみおか食堂LITA 店主
