最後を飾る | Slow Hunger

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ゴスペラーズを中心に、いろいろと

日曜日の南青山をてくてく歩き青学へ。青山祭Liveのチケットを買ってきてしまいました。

昨年の亜大学祭に続き、学生最後の年に「学祭ゴス」を観られることに感謝して行ってきます。

帰りに立ち寄ったコンビニの有線で「Platinum Kiss」がかかっていたことで、

行っとけ精神を発揮させたことは間違いではなかった、と確信を持ってみたり。

帰宅後に、妹尾ちゃん「東京クリスマス」のチケットを受け取りました。

3年連続3回目。ハンチングの優しいピアノ弾きは、どんなクリスマスを演出してくれるのか…。

会場がある御殿山から見る東京タワーがまた素敵なんだ。


* * *


サム・ムーアが緊急来日!

ブルーノート東京でのライブ決定!

チケットは13,650円だぜベイベー!

という話を、妹尾ちゃんコンサートへの出発前に吉岡さんの日記で知りました。

まじっすかコレ。71歳のソウル・サヴァイヴァーが来て歌っちゃうの?

行きたいな…たやすくはないけれど、行きたいなぁ。

詳細は吉岡さんのサイト or ブルーノートのサイトをご覧くださいまし。

それにしても、ワンステージ13,650円ってBNでも最高額では?

半額でも6500円(税抜)。いいところでいいライブを観られます。

でもきっと妥当な金額なんでしょう。業界人いっぱい来そうだな。


* * *


後回しにしておりました、ゴスのニューシングル×2について。

まず、反省。やっぱりわたしの聞き方はちょっとひねくれていたみたいです。

買って数日が経ち、気づいたことがあります。2枚のシングルは陰と陽だなと。

「Plutinum~」は夜に、「陽の~」は昼に、ヘビロテしたくなるんです。

「陽」は夕陽のことですが、晴れた秋空の下で聞くと実にマッチします。

2枚とも似てお上品だよな、なんて思っていましたが、イメージ分けはされていたんですね。


では曲ごとの感想をドン。


◇Plutinum Kiss

「遅いよ!」と言われそうですが…いい歌ですね。

いい「曲」というより、5人の「歌」が良いです(もちろん曲もいいんだけど)。

高音域であるがゆえにコーラスが張って歌っていて、

その戦っている感じがゴスペラーズっぽくて好きです。

ライブではぜひ、黒沢氏に絶唱!していただきたい。

あとは、村上氏の歌にやられた。特に「愛するために生まれたと」の部分。

単にファルセットがステキーと言っているのではなくて、

「愛する~」という言葉を信じたくなる歌声だったので。

冒頭のフレーズの繰り返しで終わるという技にも、感服。


◇狂詩曲

相変わらずメロメロです。

サビで酒井・黒沢が並ぶけど、二人とも直線的な歌い方だからクドくない。

酒井氏の声が清涼剤になり、ドロドロ化を防いでいるような気がします。

1番の終盤、酒井氏のHBB「ぷきゅぱーぉ」って入っていませんか?気のせい?


◇陽のあたる坂道

ガツンとくるタイプの曲ではない…と思っていると、どんどん熱っぽくなっていって、

でも最後はふんわり優しくまとめて終わるという、いわばゴスのお家芸。

陽射しは温かく、風は少し冷たい、そんな今の東京の気候にはよく合います。

人が前に進む目的は、前方にある目標のためだけじゃなくて

振り向いて後ろの景色を眺めるためでもあるんですなぁ。


◇Let it go

軽~いポップスなので若かりし日のゴスを思い出します。

最初に効いたときに浮かんだ単語は「SMAP」と「ドラマ主題歌」。

SMAPがラフに踊りながら歌っていても違和感がない曲調だなと。

SMAPにはこの曲は歌えないと思いますけどね。

ドラマとは言ってもロマンティック恋愛系ではなく、

20代前半の若者が繰り広げる青春グラフィティ、みたいな軽いやつ。

出演者の様々な表情や場面のコマが、画面の上から下、右から左へと

次々と流れていくようなオープニング映像(わかりにくい?)がイメージされました。

ライブではみんなで腕を振りながら歌えそうな感じ。


アルバムのタイトルは「Be as One」なんですね。一つになるのさ、か。

ゴスというと、「みんな違って、みんないい」がポリシーであるようなイメージなので、

けっこう意外でした。個性ばらばらだけど、結局は俺ら一つなのさ、ってことかな?

札幌の集いで酒井さんが言っていた「二週目」(「二枚目」とかけて)という案は

個人的にかなりのヒットだったんですけど。

24年目には「三週目」とつけて、60年目には「還暦」と。…平均年齢83.6歳のゴスペラーズ。


12年といえば。来年、村上・黒沢コンビは年男。ついでにわたしも年女。亥年です。

「猪突猛進」という言葉がありますが、イノシシって実はとても臆病なのだそうです。

走り出すと早いけれど、走り出すまでは慎重に様子をうかがうんだとか。

正しいイノシシの姿に、わたしは似ているかもしれないなー。