こんばんは^ ^



ライブ備忘録(日記)です。

【ネタバレだらけ】



はじめに、私のサカナクション事情。
出会いはスペシャか何かで観た"アルクアラウンド"のMV
山口一郎さんのインスタは数年前からフォローしてインスタライブとかちょこちょこ見てた。最近はYouTubeの生配信よく観てる。
文学的叙情的歌詞と歌声が好き(安倍公房好き)
テクノやクラブミュージック分からない。サカナクションライブ行ったことない。ライブDVD通しては見たことない。
以下サカナクション初心者のライブ初参戦日記です。





SAKANAQUARIUM 2024
"turn"
@北海きたえーる
2024.5.24







前夜から降っていた雨も上がり、空はクリアな青。

いいお天気だけど風は強くて、空気はひんやり。


音響に拘るあまりチケット完売しても赤字だからみんなグッズ買ってね!…という山口氏の言葉に素直に従い、グッズ整理券事前にゲットして指定の時間に来てみたけれど、なかなか順番が来なくて外で凍えかけた。



(ですてにー)ターコイズブルーと迷ったけど結局黒のツアーT。ステッカーセット。
パッケージからお洒落〜。
そして『ことば2 僕自身の訓練のためのノート』↓



グッズ買ってお洒落な魚民さんたちを眺めて満足して。
一旦帰宅して晩御飯の準備してツアーTに着替えて(防寒して)またきたえーるへ。



今回の席は、初参戦ってこともあってスタンド席を選んで購入しました。位置は真ん中あたり。二階席の上の方。席運は612の為に温存中。

スタンド席から見下ろすアリーナ。
床を照らす赤と緑の光、ゆらゆら揺れてきれいだった。
スタンディングのアリーナ会場のライブって初めて入ったのだけど、アリーナの1ブロックってあんな風になってるんだねぇ。柵に囲まれた中にぎゅうぎゅう数百人?…もうあれだけでペニーレーンほぼ埋まる人数だよね。
ブロックとブロックの間の通路が広くて何で??と思ったけど、ライブ中にはそこでスモーク焚いたり演出にも使われてて驚いた。あと避難経路の確保とか消防法的にもいろいろ規定があるんだろうね。



そしてそして、忘れちゃいけない、スピーカーチェック!


"スピーカーの配置を増やして音響的な死角を減らすオリジナルシステム、speaker➕を導入。圧倒的なスケール感とクオリティでお送りします。"



サカナクションのライブと云へば、何と言っても音がいい✨と評判で。

山口さんのYouTubeライブでもその拘りを何度もアピールされているし、ライブ後の魚民さんたちの呟きも"音が凄かった!"で溢れてる。


見渡すと前方の大きな垂れ下がるようなスピーカーに加えて、スタンドとアリーナの境にもいくつかのスピーカーが。私の席の前方にも、スタンド向きとアリーナ向きにそれぞれひとつずつ設置されていた。


私自身アリーナやドーム会場のスタンドでステージに近い、前方のスピーカーから角度があるような位置の席の時って、音が反響したり遅れて聞こえたりという体験をしているので、どれだけ違うんだろう?と興味津々。




開演予定時間を少し過ぎてスタンドの照明が落ちて、流れた開演のアナウンスに大きな拍手が起こった✨



一曲目を予感させるSE。
オープニングの映像にわくわく。
始まった一曲目、まずはその音圧にビビる😂
そして曲間無く2曲目に繋がる。
メンバーの立ち位置、5人ほぼ横並び(に見えた)で独特。象徴的なのかも。

序盤は二年以上ぶりのツアー…活動再開のツアーらしく、魚図鑑(ベスト盤)disk1に入っているような、ザ・サカナクションな曲が続いた。
開演前は療養明け…というか今も鬱の揺り戻しの波の中にいる一郎さんの体調を少し心配していたのだけど、、ライブが始まったらすっかり忘れていた。
歌声はハリがあるしあっちこっち動き回るし踊るし煽るし!モニターに映る目はキラキラでニコニコだった😆


ステージもだけどアリーナの盛り上がりにも目を奪われたなー。みんな待ちに待ってたんだよね🥹
一体感もすごくて上から見ていると何千人もの人がみんな同じ動きをしてるように見えて、それを操り指揮するみたいな一郎さんが教祖様みたいに見える瞬間何度もあった。
私もクラップしたり両手あげたり初めは周りに倣って合わせていたのだけど、、途中からは諦めていつも通り自由にしてました。スタンドにして良かった笑


個人的には中盤のmellowでミドルテンポな曲のゾーンがつぼでした。。
一郎さんの歌を堪能できる曲たち。
じっとその声に集中できて最高。
序盤は音の質…というよりは圧や音量が凄くて音のシャワーを浴びる…という印象だったけれど、このゾーンはspeaker➕の本領を感じた気がした。

バンドの地元札幌で聴く観る「ユリイカ」の歌詞と映像。なんだか不思議な気持ちがした。

「流線」のもっちさんのギターソロ圧巻。バンド感。
因みにえじーさんのドラムは、むちゃ存在感がある。ずっと。




「ナイロンの糸」、、好き。

目を瞑って聴覚だけフル稼働させた。


↑このCMのバージョンすき。


「ボイル」の歌い出しの声にはっとした。




で、

ライブは次のゾーンへ。

ステージはいつの間にか幕が掛かって

ノイジーな映像と音に目と耳を奪われていると、映像の真ん中に小さな穴が空いて、それが少しずつ広がって、、その向こう側に横一列に並ぶ五人が😳


DJスタイルでテクノっぽい音(こちら方面疎いのでなんて表現したらいいのか分からない)

ひし形の穴の中にリフターに乗った五人。

求心的な動きの映像観て、低音ずんずんくる音聴いてたらなんだかタイムスリップしそうな異次元に連れてかれそうな気持ちになって、

なんじゃこりゃー????って、、

呆然としてしまった。



帰ってからあの演出が気になって調べたら"アイリス幕"という物だそうで、

堂本光一さんの舞台'"shock"のオープニングを参考にしているんだそう。


そう云へば、今回のツアーは過去のツアーの演出の再現もある…と配信で言ってたけれど、これもその一つらしい。

 



以前どなたかが、"ライブでレーザー演出が凄いのはKAT-TUNかサカナクションか"という事を言っていたのだけど、、それも納得。私はハイフン。


あと銀テ飛ぶし花びら舞うし正体わからないキラキラの綺麗な落下物もあったし、レーザーだけじゃなく見たことのない照明の演出もあったり、ダンサーさん出てきたり、

音楽だけじゃなく、全体がショーアップされた極上のエンタメ…という感じがした。



本編はほんとにあっという間に終了。

アンコールの拍手している間、客席にスマホのライトの灯りがポツポツ。snsで近頃賛否あるあれ、初めて見たなー。綺麗ではあるけど、、どうなんだろね。



アンコールに応えて再登場。

客席から飛ぶ、たくさんのありがとうとか、おかえりの声。温かかったな。


まだ踊れる?!って煽って「夜の踊り子」

着物着たふたりの踊り子さん綺麗だったな。

一曲終えてここでMCタイム。地元らしく地元トーク。



MC覚書

もっちさんの紹介は"ギター岩寺基晴!"じゃなくて"北35条岩寺基晴!"…(34条って言ったかも?)

北35条西4丁目にあった銭湯鹿の湯がご実家。学生の頃よく行ってお風呂入って泊まった。もっちのベッドの下には落花生割ったら出てくるカケラみたいの?落ちててそれを手でばっと払って布団敷いた。笑


えじー。ご家族今日見に来てる。参観日みたい。

家庭訪問の先生みたいになる一郎さん。「江島くんは本当にまじめにやってます!」終始なんだなんだ?怖い怖い?とタジタジするえじ。「積立nisaもまじめに…」何が何だか笑


B.あみちゃん。札幌にいた頃のことや東京に行った時のことを思い出しながら演奏した。

一郎さん「デビュー当時あみちゃんは就職してて、お前ら(もっち&えじ)はプー太郎だったよな」「バイトです!」


Key.ざっきー

小樽出身。一郎さんの実家から2分くらい。

実家帰れた。実家の亀(だいちゃん)が大きくなってた。

胸の前で両手の指でこれくらい…ってサイズ教えてくれる。

一郎さん「だいちゃんは男の子?女の子?」←聞き方

ざっきー「おんなのこ♪」ざっきーの話し方かわいくて好き♡

もっちの実家にも亀3匹。1匹逃げた。実家の隣の川にたぶん。

一郎さん「帰省?」



新千歳空港着いて外出ると、ああ!…ってなる。(ああ地元?ああ懐かしい?)

昔もっちの車(インプレッサ?)に機材たくさん詰め込んで新千歳空港行った。ざっきーは台車?に機材載せたまま検査通ろうとして止められたよな?最初はそうだったかも。



今日は千秋庵の社長さん来てる。(ラジオのスポンサー)

山親父のCM今YUKIさんやってる。次はサカナクションに。大泉洋はやめて笑

大泉洋紅白司会して歌でも出場して。田舎者が!

えじ?「同郷同郷!」

あの偽ミュージシャン笑 歌はすごく上手いけど。

サカナクションは北海道出身ってあまり知られていない。

中島みゆきさんドリカム玉置浩二さんなどなど。北海道出身サカナクション、広めていきたい!


札幌の物件とか見てる。

札幌に着いてから調子がいい。

帰らなくてもいいならずっと札幌にいたい。。🥲



サカナクションで新しい曲、コンスタントに出して行きます!


……口約束です。笑



五人でまた帰ってきます。

五人でライブしに。

五人でって何回も言ってたなぁ。。





最後の最後、

客席に向かって深々と…ほんとに長い時間お辞儀をする一郎さんに、みんないつまでもいつまでも拍手してた。






札幌でのサカナクション完全復活、見届けました。


いろんなこと、良い時も悪い時もあるけれど、

波にゆらゆら揺れながら、マイペースで、、

ずっと音楽を続けて欲しいな…と思いました。


そして人にやさしくするように、自分にもやさしく。

  




サカナクションのライブ、次の機会もまた行きたいな。次はアリーナに挑戦してみる???








会場は熱くて動いて汗ばんでいたけれど、

外出たら…涼しい通り越して寒かった。。

地下鉄駅は混んでそうだったので、

シャンディガフ口ずさみながら歩いて帰りました。








【セトリ】






ではでは

また



yo*