和太鼓ユニット閃雷(せんらい)を含むエムズジャパンオーケストラの皆が
『希望の鼓』を持って、避難所を初め様々な場所を廻っています。
彼等の拠点宮城県美里町も、勿論かなり大きな揺れがあった場所。
幸いメンバーは全員無事でした。
彼等も震災後から、活動のキャンセル等に見舞われ、下を向いてしまうような状況に置かれた時期もあったようです。
しかし、すぐに立ち上がった彼等は、いつかこのみちのくに祭の音が必要とされる日まで…
今は自分達に出来る事をしようと
様々な場所に出掛け、ボランティア、物資、炊き出し…沿岸の皆様への力添えに従事する日々を送っていたようです。
東松島市、石巻、女川、南三陸、気仙沼、陸前高田、宮古、仙南、福島へも…。
そんな中、いつも持っていたのが
この『希望の鼓』。
大きな太鼓に様々な皆さんの力強いメッセージが刻まれています。
実は私も、一言参加させていただきました。
和太鼓の音は胎児がお母さんの子宮の中にいる時に聞くお母さんの
心音に似てると言われるそうです。
このたくさんの想いを心に刻み太鼓を打ち続けて行きますとメンバーは言っていました。
希望の言葉…たかが言葉…されど言葉…
そこから生まれる力には魂がこもっています。
今の皆さんなら…どんな言葉を刻みますか?