今日は、格闘技について少し思っていること、感じていることを書こうと思います。


大学2年生の夏(20歳)から大学のボクシング部に入部し、


そこからボクシングというものを経験してきました。


戦歴は本当にちっぽけなものなのですが、


ボクシングを通じていろいろな事を学びました。


私が「ボクシングをしている」と言ったとき、よく聞かれる第一声は、



「えー、ボクシングって痛くないの?」



です。


結論から言うと、痛くありません。



「苦しい」のです。


痛さより苦しさの方が優に勝ります。


(ただ、時々本当に痛いです。


先月は人生で初めて効いたボディをもらって、


3週間くらい胸が痛いので死ぬんじゃないか、と思いました。)



では、何が苦しいのか?


恐怖感です。



余談ですが、私が現役でボクシングをしていたころ、


驚いたのは、とにかく3分間が長い、ということ。


3分間ロープが出来ない、


実は、本当に最初の最初から


「ボクシング」という競技は参入障壁を作っているのです。


3分は長いぞ。ということ。


そして、何と言っても、試合前の恐怖感、は半端じゃありません。


実際、ボクシングや格闘技を経験している人に聞きたいのは、



「試合ってめちゃくちゃ怖くないですか?」



ということです。



めちゃくちゃ怖いから、必死で練習する。


めちゃくちゃ怖いから、必死で走る。


めちゃくちゃ怖いから、なるべく強い人とスパーリングする。



私の場合は、さほど厳しい減量はなかったですが、


この尋常じゃない恐怖感が私を駆り立てるのです。



そして、怖いから、出来るだけ上の階級の


(私はバンタムでしたが、フェザー級かライト級くらい)


もしくは強い選手と相手(スパーリング)することで


虚構でも何でもいいから、


「自信」らしきものを身につけておかないと


到底試合なんか出来ないんです。



私も、今日、キックボクシングの練習で


スパーリングをして思ったのですが、


35歳のサラリーマンが20歳前後の若者と同じ土俵で戦ってると


「若さ」というのがいかに貴重な資産かが分かります。


私も年の割には、動けると言われますが、全く違います。


最近、本当に死ぬんじゃないか、


という位までのストイックな練習をしています。



そういう意味では、「死」ということを常に意識させてくれる


格闘技は麻薬と同じくらいの「中毒性」があるのではないか、とすら


思うのです。



ただ、もう周知の事実ですが、格闘技の選手生命も短いです。


35歳のサラリーマンなのに、まだガチンコでスパーリングしてるの?


という感じですよね。


今日もボコラレながら、自分の課題(あー、もっとこうしたらいいんじゃないか、)


を思ったり、ダメだしを教えてもらう時、ふと思うのは、


「あー、私の人生って多分短いだろうな」


ということなのです。



こういう人生もあると思います。



ボコラレながらも、喜べる。


ボコラレながらも、あーー、そういうことかと勉強できる。



そういう世界も、あるのです。



あー、本当に書きたいことはこんなことじゃないのですが、


すいません、一人言でした。