「バグは恥だが、何事もバグの一言で片づけることができるので、役に立つ」という意味のハンガリーのことわざである。これを使うときは、あたかも障害の原因が「バグ(虫)の自然発生」と言い訳するのがコツである。


「バグ」を「ミス」や「エラー」にしてしまうと、イメージ的に責任転嫁がしにくいので使用しないこと。また「事故」であれば被害者を装うことができるが、事故(アクシデント)ではインパクトがありすぎるので、「インシデント」ぐらいにするべきである。「不具合」や「障害」も「作った」というイメージでなく、「見つけた」というイメージなので、これらも責任転嫁がしやすい用語であり、現場では多用される。

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