舞台に立つからには


周りの状況にのまれては負けなのだ


表現する者はアウトプットの立場なので、

その場のインプットに押されてはいけない



例えば、たくさんの苦労をされた被災者を前にしても、

マイクを持ては涙してはいけない


与えなければならない


涙はステージを下りてから



昔のことだけど、20代のころ在宅で仕事をするようになってから不眠症になった




元々自分のことは後にして、のめりこみやすいタイプ


PCに向かうと、すべての存在がうっとおしいくらい仕事に没頭した


明け方に、電池が切れたように床についても、

頭がギンギンして眠れやしない


2時間も横になって眠れないと、不快でイライラした



あきらめて、夜明けごろに家の前で読書をしていたこともある



それでも日中に予定がなければ良いが、

そうも行かず焦燥感が募った



それに、日中も体がだるかった



そのうち、仕事が楽しくなくなったし、

働く意味もわからなくなった


自分が誠心誠意頑張ったところで、

その見返りが必ずあるとは限らなかった


一生懸命やっていることがバカらしくなった



うまくいかないことにイライラして、

自傷するようになった



いつだったか、自暴自棄でブランデーを一瓶飲んで

明け方まで湯船につかっていたことがある


よく死ななかったなあと思う




父が手術をすることになったので、

一時的に実家に帰ることにした





せっかく仕事仲間がふってくれた仕事も、

やりたくないと言って、わがままに断った






雑誌に載り、社長と言われ、

表面上は若くで自立した若い子だったが、

事実上不安定な生活をかかえ、

いざというとき相談できる仲間もおらず、

先が見えなかった






転機はいつだったか、家で仕事をすることが良くないとおもった。


はじめて、正社員として就職したのを機に、

家でPCを使うことをやめようと計画した



家は、自分が食事をしたり睡眠をとったり、

テレビをみたりしてのんびりくつろげる空間にしようと、

生活改善を試みた



部屋のレイアウトを変えて、PCデスクを排除


PCで作業が必要なときは、近所のネットカフェを使うようにした


これまで大量に部屋を埋め尽くしていた仕事の書類も、

ベランダに倉庫を置いてしまいこんだ





今日わたしは、当時の不眠症がうそのように快眠である





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