――――――――――――――――――――――――
今回、最後のほうにグロい内臓の絵が貼ってあるので、グロ苦手な方はココでお帰りください…。
――――――――――――――――――――――――
毎度毎度ふしぎな事に、慣れているはずなのに、待ち時間はいつもバクバク緊張します。
先生「こんにちは。今日は定期検診ですねー…」
いつも通り、無表情でボソッと私に言います。
私「はい。(私から切り出しちゃっていいのかな…)、えーと(メモを見ながら)、1月の……」
先生「あ、その前に最終生理はいつですか?」
私「あ、はい。6月10日から8日間です」
先生「6月10日から8日間…ですね…(PCに打ち込む)。はい、どうぞ」
私「あっはい、今年1月29日に大腸内視鏡(検査)をしました。そのときの先生に『子宮内膜症があるから癒着が多くて通しづらかった』と言われました。あと…」
先生「大腸カメラのことですか?」
私「はい、大腸カメラです」
先生「癒着があると(その先生は)おっしゃっていたのですね…(PCに打ち込む)」
私「はい!…あと、2月25日に痔瘻の手術をしました」
先生「はい」
私「……(手術はスルーか!)」
先生「その後(婦人科系で)なにか変わったことはありますか。痛みが強かったりなど…」
私「ここのところ、急に立ち上がったり、寝返りを急に打ったりすると、この辺(右卵巣のあたり)がズキーンと痛んで、しばらく動けなくなることが増えました」
「あと、生理がない期間も、腰回りが重かったり生理痛のような痛みがまとわりついたりってこともあります」
先生「血液の量とかはどうですか?」
私「血の量はとくに問題ないです」
先生「分かりました。では中を見ますので、隣の内診台へお願いします」
~~内診台へ~~
先生「まず触診をしますねー」
と言い、膣に指を入れ、もう片方の手で私の下腹部を数ヶ所押していきます(双合診と言うらしいです)。
はじめの2ヶ所は圧迫感しかなかったのですが、真ん中より左?その辺を押されたときに
ズッキイイイィィィン!!
と、何とも言えない痛みが!
私「ア゙ッ!! いっ!痛いです!!」
と思わず叫んでしまいました…。
先生「そうなんですねー…(なるほどー的な)」
いやいやいや先生、患者が痛いって言ってるのに吞気だなぁ…
先生「ではエコー入れますねー」
ズブッ
右の天井近くにある、テレビ画面には、白黒のジワジワした映像。(私は普通のチョコレート嚢胞なので左のような画像)
(出典:http://hitachi-medical.or.jp/%E7%B5%8C%E8%85%9F%E8%B6%85%E9%9F%B3%E6%B3%A2%E6%A4%9C%E6%9F%BB/)
先生「いま映っているのがチョコレート嚢胞のある右卵巣ですねー。前回(約半年前)よりも…腫れが引けていますねー」
私「えっ何センチくらいなんですか?」
先生「2センチ7ミリくらい…ですねー。前回は4センチ5ミリでしたので、2センチくらい引けています」
先生「あと…これが腸に癒着してると思われる内膜症ですねー(画像が切り替わる)」
私「(子宮)腺筋症以外にですか?」
先生「腺筋症もありますねー」
一応、子宮腺筋症もあるようですが、毎回卵巣より扱いが雑なので、あまり大したことがないのかも?よく分からないです。
先生「(今回見つかった内膜症は)ちょうど子宮の裏側にありますねー」
ある程度観察したあと、プローブ(超音波の棒)を膣から抜き、「消毒しますねー」と消毒をして、内診おわり。
~~着替えてふたたび診察室へ~~
先生のまえに座ると、以前も見せてくれた絵本のような解説本を開きました。
そのときの本と似た画像を貼ります。
※けっこうグロいです。注意。
↓
↓
↓
(出典:http://www.jecie.jp/jecie/wp-content/uploads/2014/01/bf32e43950a8bd66920b77f82acc3477.pdf)
ギャー、この芋虫みたいなの何!?
別の画像も貼ります
(出典:http://obs-niigata.jp/patient/gynecology/benign.php)
どうも、今回見つかった新たな子宮内膜症は、子宮の裏側にある「ダグラス窩」という場所のようで、これが腸に癒着しているとのことでした。
なるほど…なんか納得。大腸内視鏡検査のときの、S状結腸や下行結腸がやたら痛かったのは、これなのかも。
先生「この癒着が、大腸カメラの通過に干渉して通りづらかったのだと思います。便秘はありますか?」
私「生理前はいつも便秘気味なんですが、手術のあと(痔瘻の)先生に酸化マグネシウムを出してもらって飲んでからは、そこまで…って感じです」
「あ、あと最近尾骨付近が痛むんですが…」
先生「今回の診察的所見では、問題なさそうですねー。ちなみに妊娠のご希望は…?」
私「(!先生尾骨スルーか!)……もう無いですね…」
先生「もしこのまま、生理痛が重いとか、経血量が多くて生活にに支障をきたすならば、ピルを処方するのですが…」
私「とくに変化はないなら、このまま経過観察…ということですよね」
先生「そうです。では次回もまた6ヶ月後に…。その間にもし何か異常がありましたら、遠慮なく来て下さい」
毎回、先生のこの言葉にはホッとします。B産婦人科のように「もう来なくていい」と言われるよりも、「○ヶ月後に来て下さい」「何かあったら遠慮なく来てください」と言われる方が、ずっと安心できますし信頼できます。
会計は経膣超音波検査があり(毎回ですが)、1000円ちょっと。
いままで勝手に、私の内膜症は「チョコレート嚢胞」と「子宮腺筋症」だけだと思っていましたが、「ダグラス窩」にもあったとは…。ちなみに、少し前に見たネットのサイトの一つの「腹膜子宮内膜症(腹膜病変)」という項目に…↓
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
「内膜症の女性なら必ずこれがあります」
とあるので、まだまだ何かしらありそうです…私の腹はどうなってるんだろうね…。
そして、以前にも書きましたが(「不穏なお尻の経過」参照)、やっぱり今も尾骨付近がじんわり痛みます。痛くなるスパンがだんだん近くなってるのが心配…。(週に1回くらい→3日に1度→毎日1度)
あまり痛むようなら、TMOK先生に予約を入れて診てもらおうと思います。
今回、卵巣が5センチとかに拡大していたらどうしよう!と思いましたが、縮んでいて良かったです。(先生に聞いてみたら「縮むことはよくあります」とのこと)
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。