前々回の書き込みで実はワタクシが能書きタレだって事がばれ始めているようなので、

思い切って新テーマを立ち上げる事にしました。

題して、



 “国際恋愛論”。



 たまには少しアカデミックな香りも欲しいと思いまし。

なんてことはない、某人気ブログの“恋愛大学”の類似かも知れないけれど。



 -で、第一回。

って、大した内容もないんだけれど。



 実はワタクシ、前回の結婚生活の中で、ある日突然、



 「私ってなんでアメリカまで来て日本人と結婚してるの・・・?」



と言う、今更どーしようもない“素”が入ってしまった瞬間がトラウマとなり、

以来、ついつい日本人男性はお付き合いの対象から外してしまう傾向があり。

(まぁ、それ以前にむこうからお断りされているだろうケド。)



 確か日本のかの地を飛び出したあの日、散々反対をした姉でさえ、



「いい?わかった?どうせなら“青い目”をつれて帰ってくるのよ。

ワザワザNYまで行って“日本国産”なんかもって帰ってきたら承知しないからね!」



と言われた記憶がアリ。



 あれからかれこれ六年の歳月が流れ、姉の申しつけを破った結婚から一人になり、

散々“本場”ものに翻弄されているワケだけど。



 果たして何が違くてなにがいいのか?



これは一口じゃ語りつくせませんねー。

ーで、最近思うことを簡単にお話しすると。



 何が楽しい、って母国語以外でコミニケーションを取る事でしょう。



 特に英語は日本語よりも恋愛を語る上での表現の幅がぐーーーん!と広いと

(私は)思っているので、日本人のお相手の時より、すごく素直になったと思います。

遠まわしな言い方をしなくて済むし。

そもそも自分自身が言いなれてないから多少大げさ?とか思ってもワザとらしい気がしないので

なんか言いやすいんですよね。

たとえば、電話なんかで、



「うー、うー、 I miss you.」



とか言うのと、同じシチュエーションで、



「えーだってぇ、、恋しくて。。」



 じゃ、後のほうはこっぱずかしくて鳥ハダ。

“恋しくて”なんて言わないよー、ってすれば、じゃぁ、、、



「えーだって。。淋しくて。。。」って?



 言えない。私、そんな事言えない。



それに引き換え、“I miss you."の方は、なんか気持ちにぴったりとあって、

またそんな気持ちを素直に言えてる自分に満足♪



まぁ、簡単に言えばこんな感じに楽しいワケで。



 ーで、もう少しアカデミックなネタ“文化”と言えば言わずとしてた

二つの文化が楽しめる、ってヤツですねよ。



ウチのこんなご飯が美味しいよ、とか、こんな言葉があるよ、とかetc.。



 これは、前のヤローの時はかなり楽しかった。



 なんってたって、ラスタ・マン。

 

言葉は英語、フランス、クレオールを話し、バリバリの黒人スラングから

いきなりフレンチスピーカーに早変り。

 

 うーーーん、うっとり。



 日本に居たら一生口にすることはなかっただろう味付けのご飯とか、魚とか。

実はいまだにアレはなんだったんだ、、、、と思う料理もアリ。

ついでに、私を料理するのも、、、、ってそれは・・・・・。。



 まぁ、相手が同じ国の出身でなければこんな話は尽きないのだろうけれど。



 実際、NYにいると「○○チャンの彼氏はXXX人だから △△でさー。」の“XXX人”の幅がかなり広く。

しかも“△△”の部分が想像の範囲を超えてるネタであることが多く、



ナカナカ興味深い。



ーが、しかし。



そんなNYに居てある意味一番つまらないのは、



アメリカ人じゃないかと最近思う。



 少し昔の人達はどうだったか知らないが、昨今における若い人たちの世代は、

今更醤油、緑茶、酒なんかじゃ珍しがってくれないし、

私なんかよりもずっと上手に箸を使いこなす輩も居る。

ゲームもアニメも殆ど共有しているだろう。

情報が発達して、アジ専、日本オタクのうちのカレに至っては、



 カレ;「ハードゲイのTVプログラムDLしたからみなよー」

 私;「はぁ?」←芸能オンチ。



カレ;「なんかそれ“えびチュ”みたいだね。」

私;「えびチュ・・・・・・???」



ってな具合だ。。。

 

 ちなみにえびチュはネットで見たら、私の好きな伊藤理佐さんの漫画で、

彼女のマンガ好き”ってだけて自分的には割りと“通”だと思っていたが、

まさかコイツに教えられるとは・・・・。。。



 最近、同じような系統のアメリカ人と同棲を始めた友達は、

先日鮨を食べに行って、お持ち帰りをしたら、次の日の晩御飯に

その彼が、鮨ネタを醤油につけて焼いていたそうだ。



 完璧。



 逆に彼らから私たちに何があるかと言うと、、、、、、。



 英語は語学学校の先生でもゲットしない限り、他の“英語をしゃべる国の人”と

役に立ち具合はあんまり変わらないような気がする。

 食べ物も、、、、よほど個人的にグルメな人とじゃないと、

’新しさ”はないだろう。。。

 

 最後の決め手、Gカードは?って?



それがウチのカレみたいな手合いになると・・・・・・・。



 さて、今日の締めくくりは、





 

 




 “名物にうまいものなし。”