今日は温かくなりましたね
本格的な春ももうそこまで来ていますね
この温かさが続くと本格的に「春眠暁を覚えず」を体感する季節に突入です。
春はいくら寝ても眠い
やっとこさ起きても一日中何となくぼんやりしている。
なぜ、このようなことが起こるのかというと、これも自律神経の為です。
雨が降って気圧が低いと体もどんより重たくなりますよね
これは、気圧が低いことで、大気中の酸素レベルが若干低くなり、
呼吸と代謝を抑えようとして副交感神経の方が活発になるからです。
四季においても、これと同じことがもっと大きな単位で起こっています。
寒くて晴れが多い冬は気圧が最も高い季節。
寒さの刺激なども加わって、冬はもっとも交感神経が高まる季節です。
そして、春を迎えると梅雨に向けて、どんどんと気圧がさがって副交感神経優位になってきます。
本格的に温かくなると「春眠暁を覚えず」状態に突入です。
副交感神経が優位になるということは、アレルギーにも影響します。
副交感神経優位になると白血球のうち、アレルギーに関わっているリンパ球が増えます。
その為、春は花粉症などのアレルギーが起きやすいのです。
逆に、交感神経優位の季節は、白血球のうち、顆粒球が増えます。
これは、細菌と戦う血球ですが、活性酸素を増やします。
また、血管が閉まり血圧が上がりやすくなるので、
生活習慣病のある方は、心筋梗塞・脳梗塞などの大きな病気を起こさないように注意が必要です。
ちょうど今は、寒さと温かさの狭間で、交感神経から副交感神経に切り替わろうとしている季節。
副交感神経⇒交感神経に切り替わる夏の終わり~秋と同じで一番自律神経が乱れやすい季節。
不調が起きやすいので生活リズムを整えて無理をしないようにして下さい
冬:交感神経優位
春:交感神経優位⇒副交感神経優位へ
夏:副交感神経優位
秋:副交感神経優位⇒交感神経優位へ
雨が降ると気圧がさがったりと小さな変動がありますが、
季節によって体はだいたいこのように変化します。
体の変化を感じた時、何となく今はどちらが優位かな?と意識してみてくださいね。
新年度になる4月は副交感神経優位になります。
朝起きられずに遅刻!!!なんてことになりやすいので、
新入生・新入社員の皆さん、初日から遅刻なんてことにならないように気をつけてくださいね