内科医りさの医者いらずな美容と健康blog-100719_1709221.jpg

煌めく瀬戸内海

 

 

今日はパソコンが使えません。

小さい字で失礼します。

 

 

日常かかるストレスのうち、多くの部分を占めるのは「人間関係」だと思います。

 

どんな人間でも欠点があり癖があり合わない部分があるのは仕方がないこと。

 

気質、育った環境、いまある状況などにより、人それぞれに振る舞い方や考え方が変わりますね。

 

他人だから全く同じ訳がありませんが、それによる食い違いが摩擦を生むこともままあります。

 

「ありのままを受け入れる」

 

これが、相手にも自分にもストレスを生まず円滑な人間関係を保つ最もよい方法です。

 

どんなに無欲な人でも、最後まで手放せない究極の欲求が「他人支配」

 

他人を自分の思い通りに動かしたいという心です。

 

人に対する期待値が高い人ほど、なかなかこの「他人支配」を止められない傾向にあります。

 

「もっとこうして欲しい!」という対自分への欲求だけではなく

「もっとこうしたらより良くなるのに…」という相手への干渉も。

 

何度かのアドバイスで変わらないとき、それ以上は過干渉です。

 

その人にはその人のリズムがあり、

何か強力な出来事があれば自ら気づいて変わるかも知れませんが、

それ以外で変えようと思うのは難しいでしょう。

 

「諦める」

 

後ろ向きかも知れませんが、自分を守る為には大切な姿勢です。

 

ダメなら諦めて、「ありのままを受け入れる」

 

「この人はこう言う人。」

 

何か自分の気に沿わないことがあっても、

「あぁ、この人はこう言う人だから、まぁ、仕方ないか。」

 

そう思うと自分の気持ちが楽ですし、ストレスが圧倒的に減ります。

 

もし、どうしても目につく!

という時は離れているのが一番。

苦手な人とは最低限の付き合いにして、たまに接するときは無駄な期待をしない。

そうすればイライラも減ります。

 

ただ、家族の場合、付き合わない訳にいきません。

その場合は、やはり自分が大人になることしかありません。

「他人支配」をやめて「ありのままを受け入れる」

そのスタイルで居続けることで、愛情も湧いて来るでしょう。

 

 

私の場合、なぜか子供の頃から自然とそんな気持ちで人と接していました。

ただ、一人っ子だから個人主義なのかも知れませんが。

嫌な人がいても、

「そんな人さ」と笑い飛ばして済んでしまうので

ストレスがありません。

 

ただ、お節介ができない。

これが悩みでもあります。

医者は少しお節介なくらいの方がいいと思うからです。

 

「他人支配」が強い人は基本的にお節介。

 

「お節介」は人をより良い方向に導く可能性を秘めており

とても素晴らしいスタイルとも言えます。

 

 

何事もバランスが大切ということでしょうか?

 

 

日々の栄養も同じですね。

「陰」にも「陽」にも傾かず

「中庸」でいることが病気をしない秘訣であります。

 

自分にも相手にもストレスにならない程度のお節介を。

それ以上は過干渉と考えて一歩ひいて見守る。

 

分かっちゃいるけど…だとは思いますが、少しずつ。

私は逆に適度なお節介の練習をします。

 

 

それでは、ストレスのないよい週末を。