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5/28の「LiSA LiSA 10th Anniversary Party」にご参加いただいた皆様の参加費の一部とパーティー会場で新たにいただいた募金。
皆様の温かい気持ちと募金を『東日本大震災 あしなが育英会』神戸支部・神戸レインボーハウスに届けさせていただきました(^ ^)

なぜ「あしなが育英会」に⁈と言いますと…
日本赤十字社には多くの義援金が集まっていても、直接被災者の方たちに届くまでの時間がかかり過ぎているのが納得できなかったし、今回の甚大な震災で親が亡くなってしまった多くの子供達の少しでもお役にたてればという思いから、同じ子供を持つ母親として「あしなが育英会」を選ばせていただきました。

神戸レインボーハウスは、阪神淡路大震災の4年後に作られた施設。
アメリカ全土で約200ヶ所もあるという『ダギーセンター』という喪失体験を持つ子供たちをケアする施設と提携しているそうです。

東日本大震災で、片親、ご両親を亡くされあしなが育英会に申請している子供は約1000人。
年代は小中学生が最も多く、その内約100人がご両親を亡くされている子供たち。
悲しい現実…

今回は沢山の方があしなが育英会にご寄付をされ、すでに一時金は配られたそうです。
それを聞き少し安心。
今の状況、一日でも早く当事者の方たちに届けたいと言うのが本音ですものね♪

寄付の手続きを終え、担当の三宅さんから「せっかくなので施設内をご覧になりますか?」
といわれたのでお言葉に甘え見学させていただくことに…

施設内はとにかく明るくて綺麗。
用途に応じて色々なお部屋があるんです。
お部屋ごとに名前があり、色目や家具を変えていて、その辺りはとってもアメリカ的。

お料理の部屋、音楽の部屋、アートの部屋、みんな集まって話しをする部屋など一つ一つ見せていただきました。

次に見た部屋が「火山の部屋」
火山って?と部屋を覗くと…
サンドバッグと等身大の人形が…
ここでストレスが発散できるようになっているわけ。
サンドバッグに向かって殴ったり、等身大の人形を投げ飛ばしたりできるんです。
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私胸にグッとくるものが…

そして次は「おもいの部屋」
カウンターの机に卵型の椅子が一つ。
ここは、一人になって思いっ切り泣くことができる部屋。
卵型の椅子は、身体を包み込むため。
部屋の扉を閉めても外の雑音は聞こえるらしい。
“一人じゃないよ”ということで。
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私、たまらない気持ちに…

実は…
到着した時にレインボーハウスが想像していたものよりとても立派だったことに驚きました。
寄付でこんな立派な建物が・・・と思ったのが正直な気持ち。(ごめんなさい)
でも、施設内を見学し、説明を聞くと…
なんとも言えない気持ちになり、涙を必死にこらえてました。

看板らしきものもなく、わかりにくいな~と思っていたら、わざと看板を出していないらしい。
なぜか…ここに来る時に“この子は親がいない子供なんだ”というのをわからな
くするためだそう。
まだまだ書きたいことはありますが、すべてのことが奥深くて。

私はなんにもわかってないのに、さっきまで思ってたことが恥ずかしくなりました。

やはり、自分の目で確かめ、感じとることの大切さ。
今日改めて感じました。

心に深い傷を持つ子供達が元気になっていくには、同じ痛みを持ちわかってくれる人達がいて、自分1人だけではないと気付いたら元気になっていくそうです(*^_^*)

今、あしなが育英会には子供達に届けられるたくさんの募金が集まっているので、次は東北に心を癒すレインボーハウスを建設するご寄付を募りたいということでした。

私は今日施設を自分の目で見て、このレインボーハウスの必要性を強く感じました。
とっても微力ですが、今回だけの寄付に終わることなく、続けていきたいと強く思いました(^-^)/

今回の募金にご協力いただいた皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

また、このブログを見て同じ気持ちを感じていただけたら、下記宛にご寄付をお願いしたいと思います。
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★あしなが東北レインボーハウス
建設募金★
郵便振替口座
00120-7-355615