難民。 | りさくわ日記 Ⅱ

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桑原りさのOfficial Blog

こんばんは


日々、「イスラム国」関連の情勢が泥沼化し、『どうしたら解決できるんだろうか?』と、政治家でもないのに私まで頭を抱えてしまいます

難民の問題も日々深刻化し、アメリカ大統領選でも難民問題が大きな争点になっていて、

「宗教テストをしたらどうか」とか「難民の受け入れはキリスト教徒に限るべきだ」

などの発言をする候補者もいて、アメリカらしからぬ方向に進んでいるように感じます



先日参加した国連のレセプションパーティでも、難民の話題になりました。

「難民として受け入れられたとしても、仕事に就けないのが現実で、明るい未来が描けないし、国連もどうすることもできない」

と、国連の方が嘆いていました。




そんな中、昨夜入ってきたニュースに思わずニヤリ

ユニクロを展開する企業ファーストリテイリングが、3年間におよそ12億円の難民支援& 難民100人の雇用目標!!というニュースです

『えらいっっ、ユニクロ!!』と内心叫んでしまいました




難民と言えば、私が幼い頃、ベトナム人の女の子のお友達がいて、彼女のご両親はベトナム戦争から逃れてきた難民だったのです。

恐らく、私の両親が難民支援をしている中で知り合ったのではないかと思うのですが、その子はフランス人形の様に色白のかわいい女の子で、私が妹のようにかわいがっていたのを覚えています。

すると、まだ2歳だったにも関わらず彼女は「りさちゃんと一緒に幼稚園に行くー」と言ってきかなかったそうで、私の母が幼稚園に頼み込んで一緒に通うことになったそうです

今思うと、彼女の様な存在が身近にいたことで、幼稚園の子どもたちも、ベトナムという国の存在を知ったり、カルチャーを身近に感じたり、多様性を受け入れるマインドが多少なりとも育ったはず。

難民や移民から学んだり、刺激を受けることも多く、ポジティブな側面もいっぱいあるはず

そういう意味では、ユニクロが成功例を示してくれることを期待したいですし、後に続く企業がたくさん出てきて欲しいものです。

世界には問題がいっぱいですが、その分ソリューションもいっぱいあるはず



はばぐっない